【ビンタン連動企画】ハタノユウスケさんと樋口大喜さんの対談記事-思い出は音楽と共に-

りほ

 

みなさんこんにちは!13期のりほです!

 

今回は、前編・後編の2回にわたって、私たち802wannabesが企画・制作した「802 BINTANG GARDEN -New Chapter-」に連動した対談企画をお送りします!

 

1月8日の21時から放送された「802 BINTANG GARDEN -New Chapter-」で、DJを務めてくださったのは現在21歳のハタノユウスケさん

 

ハタノさんは以前行ったワナラボでのインタビューで、憧れのDJとして樋口大喜さんの名前を出されていたので、そのお2人の対談を企画しました!

前回のインタビュー記事はこちらから読めます!

https://wannalab.net/2022/06/13/djhatanoyusuke1/

 

ワナビーズが番組のために取ったアンケート(アンケートの結果はこちらの記事から見られます!)https://wannalab.net/2023/01/12/bintangnewchaptersurvey/の質問をもとに、10歳離れたお2人の「音楽にまつわる思い出」に迫った対談!ぜひご覧ください!

 

初めてすぎて異世界みたいな収録

 

───まずはハタノさんに。収録を終えられましたが、今回の番組に関する感想はありますか?

 

ハタノさん

リュックと添い寝ごはんとの収録も1人での収録もワナビーズの方に見られていたのですごく緊張しましたね(笑)。普段には無いような感じでした。

ワナビーズ7~8人が入って、コタツを囲って収録したので、初めてすぎて異世界みたいな収録でしたね。でも、こんなにワナビーズの方に支えてもらって、こうやって同世代の人と関われるっていうのは嬉しかったですね。

 

また、担当している番組「LNEM」の放送が深夜なので、スイッチを切り替えてやるのが少し難しかったです。

今回の放送は、「LNEM」をいつも聴いてくれている人ばっかりじゃないと思うので、テンション的には初めてのオンエアみたいな感じでやりましたね。

 

───ありがとうございます!他に、注目して聴いて欲しいところはありますか?

 

ハタノさん

学校の放送で流れていた音楽を、放送部のモノマネをして紹介するところですかね。

大学生になったら、お昼の放送とかは全然関わりが無いので、久しぶりに小中高のことを振り返って、懐かしいなと思いましたね。

あと、トークテーマの書かれたカードで盛り上がって話が進んだのでめちゃくちゃよかったですね。リュックと添い寝ごはんのメンバーも普段、ああいう形で学校のこととか聞くインタビューってなかなか無いと思うので、そこはこの企画ならではかなと思います。

↑番組で使用したカード

 

続いて、ハタノユウスケさんと樋口大喜さんの対談をお届けします。

憧れの人と対談できているという状態が、新成人の方に夢を与えられるのではということで、ハタノさんと樋口さんの対談を企画させていただきました!

 

人生で初めて買ったCDについて

 

───はじめに、人生で初めて買ったCDについて教えていただきたいです。

 

ハタノさん

初めて買ったCDは、2015年のback numberの『シャンデリア』っていうアルバムですね。

 

樋口さん

私は2014年10月にFM802に入ったから、そのころはラジオで曲を届ける側だったと考えるとすごいなあ。FM802に入って初めてDJという立場で見に行かせてもらったのがback numberの大阪城ホールでのライブだったんですよ。

 

ハタノさん

すごいですね!

当時ONE OK ROCKとかをTSUTAYAでレンタルしていたんですけど、back numberはレンタルまで期間あるからもう先に買おうと思いました。

 

樋口さん

私も5枚1000円のレンタルをよくしていましたね。高校時代借りまくっていました。

 

ハタノさん

どんなアーティストのCDですか?

 

樋口さん

川西能勢口のTSUTAYAに、J-rockコーナーが当時あって。毛皮のマリーズとか、THE BAWDIESとか、OKAMOTO’Sとか、ゴリッとしたサウンドのはやいロックンロールみたいなのが流行っていて、黒猫チェルシーとか、そういったものを2010年前後に借りていたのは覚えています。特にインディーズのアーティストも、そこの店だけ取り揃えていました。そこで働いてたのが、のちに出会う高樹リサさんなんです。

 

ハタノさん

え!?すごいですね。

 

樋口さん

だから2016年でリサさんと初めましての時に、「どっかで会ったことありますよね?」って言われて…「君の名は?」ってなりましたね

 

一同(笑)。

 

樋口さん

そして、「初めて買った」でいうと、O-Zoneですね。

「恋のマイアヒ」という曲を自分で新品で初めて買いました。当時めちゃめちゃ流行ってずっとこの音楽が流れていたので、いてもたってもいられなくなってCD買いました(笑)。

アルバムやからこの曲だけじゃなくて、メンバーそれぞれのリミックスバージョンの「恋のマイアヒ」が入ってるんですけど、めちゃめちゃ良いんです。これで、リミックスの概念も知りました。

当時はやっぱり周りの友達たちが口ずさんでいて、「何それ!?」みたいな。未知の音楽と出会う体験がすごい心地よかったんですよね、面白かったです。

 

ハタノさん

ラジオから、とかはないんですか?

 

樋口さん

ラジオからもいっぱいありますね。中学一年生の時に、杉本くんっていう友達が「802のラジオ聴いてる」っておしえてくれたところからです。

その影響で、SONYから発売されていたライター型のMP3プレイヤーでよくラジオを聴いてましたね。

ハタノくんはどうですか?

 

ハタノさん

僕はどっちかっていうとネットからが多いですね。

ニコニコ動画で、配信者の人が KANA-BOONが好きで、BGMでずっと流してたんですよ。それでKANA-BOONを知って、泉大津フェニックスにRUSH BALLでKANA-BOONが来る時に行って、そこから段々広がっていったんですよ。

 

樋口さん

へぇ~、そこから。すごい入り口ですね。

 

ハタノさん

そうなんですよ。ちなみに、DJオーディションの時のデモ音源とか、自身の初番組の際に、初めて買ったCDの曲は流したりしましたか。

 

樋口さん

私はオーディションに1回落ちてるんで2回合計で受けてるんですけど、一番最初にかけたのが、iTunesで買ったThe Rougesの「my sweet R×R」ですかね。

 

ハタノさん

The Rouges。それは邦楽ですか?

 

樋口さん

そう。当時そういうグラムロック系が好きで追いかけていました。毛皮のマリーズが2010年にメジャーデビューして、2011年に解散しちゃって、最後の武道館の後、自分の中にすごい喪失感を持ちながら、「次に自分が聴いたらいい音楽ってなんなんやろう」ってすごいポカーンとしてたんです。

 

それで、グラムロックシーンの第2世代みたいな、THE BOHEMIANSとかThe Rougesとかを気に入って聴いていて、いい曲だと思ったので流しました。

2回目のオーディションは、ライブに行った曲とか最近出会った曲とかそういう選曲テーマがあって、andymoriの解散前のタイミングで大阪城野音のライブに行ってすごく良かったので、それでandymoriをかけたのを覚えてますね。

 

インタビューやメッセージについて、DJの先輩へ相談も

 

ハタノさん

インタビューのことを聞きたいです。インタビューとかリクエスト、メッセージが来るときに、なんかちょっと相手に寄り添えてない感があって。

特にメッセージは、消化するだけみたいになっちゃうんです。そこをどうしてるんかなと思いまして。

 

樋口さん

私のオンエア聴いたことあります?(笑)自分でもそんな寄り添えてるとは思わないなあ。

メッセージ読みながら、あれせなあかん、これせなあかん、次の曲これっていうのを頭の中で考えなくてはいけないから、最初の頃は心ここにあらずみたいになるのは仕方無いと思います。

 

ラジオの師匠のヒロ寺平さんがアメリカンスタイルって言って、マイクもミキサーもディレクターも全部一人でやるスタイルで、それを教えてもらって、「DASH FIVE!」という番組を担当していた時には一人で生放送をやっていました。

 

ハタノさん

すごいですね。考えられないですね。

 

樋口さん

でもそれはね、ちゃんとできるまで1年ぐらいはかかりました。

喋りながら曲を出したりしていると、何を言ってるか自分でもわからなくなるんです。でもそれは802さんにすごいチャンスを頂いたなと思いますけどね。自分でやらなあかんってなると、そういう頭になってきます。一人でやらなくても、どっかでそういう感じ、そういうタームが来ると思います。

 

ハタノさん

そうですね。ありがとうございます。

インタビューも難しいですよね。

 

樋口さん

私も失敗山ほどしてきたで!

 

TOSHI-LOWさん(BRAHMAN)なんてオンエアでボコられたし(笑)。

仮眠室の二段ベッドで収録して、下に樋口大喜、上にゲストの方を招いて、修学旅行の夜のようなトークをラジオでやろうっていうコーナーに、BRAHMANのTOSHI-LOWさんがいらっしゃって。BRAHMANという音楽を通ってきたことがなかったので、どういう人かわからないままでした。顔見えてなくても喋ってる間に見透かされて、「お前下手くそだな」ってTOSHI-LOWさんに言われて、そこから台本の紙を持つ手がブルブルって震えるぐらいでした。

 

(放送日が)9月10日だったので、「9月10日私の誕生日なのでなんかお祝いとかありますか?」みたいなことを言ったんです。そしたら「どこ殴られたい?」って言われて(笑)。

 

ハタノさん

ええー!?

 

樋口さん

これがTOSHI-LOWさんの優しさなんですけど。エンタメにしてくれてるっていうか。そのあと2017年か2016年かの弾き語り部の終わりに再会しました。その時にTOSHI-LOWさんに「なんかお前顔変わってきたなあ」って言われて、それがすごく嬉しかったのだけ覚えています。「お前の番組やったらいつでもいいから呼んでくれ」って言われて。その後にまたライブ行った時に、「お前どうせまだ深夜なんだろ、いいよ、俺が行ってやるよ」って言ってくれて。

 

ハタノさん

かっこいいですね…。

 

樋口さん

そう。かっこいいんですよ。でも失敗がなかったらそれは多分ないから。

ウルフルズのトータス松本さんがインタビューで「30周年で上手くやろうっていうのは違う。」って話をしていて。上手くやろうと思ったらあかんなっていうのはすごく思います。ゲストトークは、脱線しても良いから、もっと自分の今の感情と思ったことを話して自由にやった方が良いなと思います。

 

ハタノさん

自由に…そうですね。

「ROCK ON」の伊藤政則さんにインタビューした時も、すごく緊張してて、台本にバーッて書いて来てたんですけど、「お前そんなんじゃなくて好きなこと聞けよ」って。

 

樋口さん

うん。もうインタビューってそれしかないんじゃないですか?他のラジオとかメディアとかで話していることと一緒のこと話してもだめだなっていうのはすごい思います。

 

ハタノさん

ありがとうございます。

校内放送で印象に残っている曲について

 

───では次の質問に進みますね。校内放送で印象に残っている曲を教えていただきたいです。

 

ハタノさん

僕は今回のラジオでも言った、岡本真夜さんの「tomorrow」ですね。

エレクトーンのインストバージョンがずっと掃除の時間に流れていました。

 

樋口さん

私は、「せっけんで手を洗おう、せっけんで手~を~洗~お~う~(歌う)」っていう曲がすごい流れてて。曲名も誰が歌ってるのかも知らないんですけど。

 

一同(笑)。

 

───検索したら、そういう童謡がありますね。

 

(曲を流す)

 

樋口さん

えー!何十年ぶりかに再会しました(笑)!

児童少年楽団が歌っているような音源だったんですけど、給食が始まる時間に流れるんです。

それだけすごく覚えています。

あと、年に一回学校でのマラソン大会があって、その時期だけ朝の練習があって、そこで流れていた曲が葛城ユキさんの「ヒーロー」です。

 

ハタノさん

葛城ユキさんの「ヒーロー」、聴いたことありますよ。

 

樋口さん

世代でもなんでもないから、「なんなんこの曲」と思ってました。

練習の時に流れる曲は何曲かあったんですけど、この曲だけドスがきいててすごい覚えてるんですよ。

 

───樋口さんは大学時代放送部に入っていましたが、自分のかけた曲で思い入れのあるエピソードはありますか。

 

樋口さん

放送部で色々なアーティストをかけたけど、なんかやっぱりよく覚えてるのは友達がかけたアーティストです。

私は大学時代、変な格好ばっかりしてたから、全然名前も知らない先輩とかに“妖怪”って呼ばれてたんですね。

 

ハタノさん

妖怪…(笑)。

 

樋口さん

ピンクのレギンスとか履いてエキゾチックな格好ばっかりしてたから、“妖怪”みたいに呼ばれて、全然友達もいなくて、「やばい、自分にも友達がいるところを見せないと」と思って引っ張ってきたのが杉本くんで(笑)。

友達がいることを放送部の人たちに見せたかっただけなんですけど、杉本くんはそれで放送部に興味を持って「俺も入るわ」って言って。で、彼がずっとPerfumeが好きだったから、Perfumeの『GAME』っていうアルバムの曲ばっかりかけていたのは覚えています。

 

───やっぱり、友達とか思い出とかと音楽が結びついていますね。

 

樋口さん

そうですね、私は自分で決めるっていうのが意外と少なくて、周りの人の方が多いですね、それは思いますよ。

 

 

 

前編では「初めて買ったCD」「DJとしてのインタビューやメッセージの読み方」「校内放送で印象に残っている曲」についてお話をして頂きました!

 

後編では「影響を受けたアーティスト」「新成人へのメッセージ」などをお伝えしているので、そちらもぜひご覧ください!

 

また、今回対談に参加してくださったハタノユウスケさんがDJをつとめた、「802 BINTANG GARDEN -New Chapter-」は1月8日21時から放送されました。

 

新成人のみなさんに答えていただいたアンケートをもとにしたトークや、リュックと添い寝ごはんのみなさんをゲストにお迎えして盛り上がった同世代トークなど、盛りだくさんの1時間でした!

 

聴き逃してしまった方やもう一度聴きたい方も、1月15日までradikoのタイムフリー機能で聴くことができますので、ぜひお聴きください!

 

タイムフリーはこちらから!

http://radiko.jp/share/?t=20230108210000&sid=802

 

 

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