【学生必見!】DJ樋口大喜さんインタビュー前編〜学生時代、何してた!?〜

おさえ

みなさんこんにちは!

12期のおさえです!

 

今回は音楽業界の方へのインタビュー記事の第2弾としてDJの樋口大喜さんにインタビューさせて頂きました!


木曜
24:00-27:00RADIO∞INFINITY金曜27:00-29:00802 DINOSAURの2番組を担当されている樋口さん!

 

大学生活のお話や就職活動、DJになってからのことなど、インタビューに対して、誠実に一言一言選んで答えてくださったのが印象的でした。

盛り沢山な内容になったので、3部構成でお届けします!!

前編は大学生活についてお伺いしました!

 

それではスタート〜!!

 

“杉本くんがいなかったら放送部をやめていたかもしれない”

 

――まず、樋口さんの大学生活について教えてください!

 

大学生活かぁ…。放送部に入っていて、全然友達がいなくて…(笑)。高校時代はヨット部だったので、土日はヨット部の友達だった“杉本くん”と一緒によくヨットしに行っていました。その杉本くんに「ちょっと僕、放送部で友達いないから放送部に入ってくれへん?」と頼んで放送部に入ってもらったっていう。

大学二年生の時にはイベントをやるサークルを自分で立ち上げたりもしました

大学が吹田市だったので、吹田市のお祭りを手伝ったり、吹田市を盛り上げるイベントを学生で作るようなイベントをするサークルでした。

 

――放送部の活動に加えてサークルの設立もされていたのですね。“杉本くん”が気になったのですが(笑)、どんな方なのでしょう?

 

杉本くんは中学校・高校・大学と10年間同じ部活だったんです。そして不思議なご縁で、彼は今読売テレビで制作をしていて、同じ業界で働いています。

 

――10年間同じ部活…‼杉本くんがいなかったら放送部を続けていなかった可能性もありますか?

 

そうだと思う。杉本くんがいなかったら放送部をやめていたかもしれないですね

(大学時代の樋口さんと杉本さん)

 

――それで、今もこうやって放送の仕事を続けられているのってすごいなぁと。

 

確かに。まあでも、何があるかわからないし、「何をやっていたか」というのはすごく今でもふわっとしています。

「大学時代何やってたんですか?」って聞かれることあるんだけど、「これ!!」みたいなものがなくて。いつも、どう答えればいいのかなって思ってしまう。もっと勉強しとけば良かったなって思います

 

――大学の勉強、でしょうか。

 

うん。法学部だったし、「法律の勉強をしてました」とか、ちゃんと(人に胸張って言える何かを)勉強しておけばよかったなって思う。色々やっていたんですけど、結局「これやってました!」って答えられへんなーっていつも思います。

 

――同じ悩みを持っている大学生は結構多いんじゃないかと思います。軸がないというか…。

 

皆さん大学生ですよね?その時点で気付けてるのはすごいなって思う。私は就職活動の時に一番思ったかな。就活で自分と向き合ってようやく、「あれ?何やってきたやろ?」ってなりました。

 

――私も三回生なので、就活で同じことを思っています。

 

何やったんやろってなるよね。

すごく羨ましかったのは、部活やっていた体育会の子たち。「アメフトやってきました!」とか。四年間ずっと同じことやってきて、そこで培った○○が…みたいな話をしているのをグループ面接で聞いて、「ああそういうの(自分には)無いな」って現場で落ち込んでました

 

――何やっていたか一言で答えるのって難しいですよね。

(今でも仲良し!昨年の樋口さんと杉本さん)

 

 

 

“802みたいな番組を大学で作りたい”

 

――大学時代に学生DJをされていたと聞きました。

 

そうですね、放送部の活動で、キャンパスDJみたいなことをやっていました

キャンパスの外にスピーカーがついていて。12時から1時間お昼休憩があるんだけど、その間にお昼の番組として40分間番組を作って流していました。

 

――40分!本格的ですね。当時から802は聴いていたのですか?

 

(思い出したように)あ、私にFM802を教えてくれたのが杉本くんなんですよ

 

――えーすごい!キーパーソンですね。

 

杉本くんが中学校1.2年生のときに「僕は家では朝テレビを観ない。朝はずっとラジオつけてんねん。」と言っていて。じゃあ私も聞いてみよう、と聴き出したのがヒロ寺平さんの番組やったんです。そこから(802を)聞くようになって、杉本くんとは中学校高校時代ずっと802の話をよくしていました。大学で放送部に入ったときも、“802みたいな番組を大学で作りたいって思っていて

 

――今のお仕事に繋がってきますね!

 

でも、放送部に集まって来る人って本当に色々なんですよ。当時は特に、声優ラジオみたいな番組とか、AMっぽいことやりたい人が多くて…。(共通の話題が無くて)友達になれなかったというか、輪に入れなかったんですね。

 

――802みたいな番組を作りたい同志が少なかった…?

 

みんなやりたいことを持って部活に入ってくると思うんだけど、そこでFMという選択じゃなかったんじゃないかなあ。もちろんFM調の番組を目指していた部員も中には何人かはいたと思うけれど、私の同期・同学年には超少なかったんです。

 

――その中で802っぽい番組を作られていた。

 

はい。もう「802や!」という番組を作っては流して教授に怒られて、お昼の放送の音量下げられたりしていました()

 

――強制的に(笑)。

 

あ、今802が悪いみたいな言い方になりましたか?違いますよ!(笑)

それまでの放送部って、上品な感じやったんですって(落ち着いた声で)「お昼の放送を始めます。」みたいな

 

――アナウンスっぽい感じですか?

 

そうそうそう。それまでアナウンスみたいな感じだったのが、「くだけた放送しやがって!」と教授が怒ったという話は聞きました。色んな意見があったんです。私のゼミの先生はすごく褒めてくれていたし…。でも顔を見たことのない法学部の先生が怒ってるという噂を聞いたことはあります。噂でしかないけど。

 

――それだけ革新的だった、ということですね…!

 

そう言うたら良い言い方ですよ。うるさかったんだと思います。調子乗ってたし。すごく。

 

――当時お昼の放送でかけていた曲、覚えていますか?

 

杉本くんがPerfume大好きで、Perfumeが必ず選曲に入っていたのはすごく覚えています。当時のヒット曲も多かった。きゃりーぱみゅぱみゅとか。

あとは、毎月“パワーオンエア”っていう、802で言うヘビーローテーションみたいな曲があって。入部したぐらいの時のパワーオンエアが東京カランコロンの『少女ジャンプ』だったのは今でも印象に残ってます。「うわ、すごくいい曲やな」って思って

他にもいっぱいかけてましたよ。aikoさん、OKAMOTO’S、毛皮のマリーズ…。

でも、大学時代はすごくロックバンドやライブハウスにハマった時期だったから、The MirrazとかN’夙川BOYSとか、ダーティーなロックンロールばっかりかけて、背伸びしてたんじゃないかな()

 

――ロックにハマったのはその時期だったんですね!

 

 

前編では、DJとして活躍されている樋口さんの原点とも言える学生生活についてお伺いしました!

次回中編では、樋口さんの就職活動中のエピソードやその途中で影響を受けた出会いについて掲載します!就職活動中の人も、これからの人にも響く内容になっているのではないかなと思います。お楽しみに!!

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