大学生が世界を救う!?こんなところにもSDGs! 立命館大学Sustainable Weekにインタビュー!(後編)

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こんにちは!杏理です!

今回は、

立命館大学Sustainable Week 実行委員会さんのインタビュー記事後編

です!!

 

前編では、SDGsに対する考え、取り組み始めたきっかけをお聞きしました。

前編記事はこちら↓

【SDGs】色んな分野からSDGsを身近に! 立命館大学Sustainable Weekにインタビュー!(前編)

 

後編の今回は、メンバーの皆さんが取り組んでいることや、私達がすぐに参加できるSDGsの取り組みについてお伺いしました!

 

それでは取材の模様をどうぞ!

 

日常にもSDGs!~どんな意識で過ごしてる?~

―――普段の生活の中でSDGsを意識して取り組んでいることはありますか?

 

佐藤さん

私は以前オーガニック化粧品の企業の方に取材に行ったことがあり、そこのオーガニック化粧品を使っています。他には、マイボトルを持ち歩く食べ残しをしないなども心掛けています。最近は、近くにできた食品ロス専門店に足を運んでみるなど、気になる所には足を運ぶようにしていますね。そういった取り組みを発信して、もっと(SDGsを)知ってもらえるようにしていきたいです。

 

―――普段から小さなことにも気を遣っておられるのですね!食品ロス専門店、もっと身近になってほしいですね!

 

※食品ロス専門店とは、賞味期限が迫ったり、過ぎたりして捨てられるはずだった食品を安値で販売し、「食品ロス」の削減を目指すお店のこと

朝日新聞 https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASN9L7HCTN9HPTJB013.html

 

山内さん

個人的には廃棄野菜に興味があります。祖父母が農家を営んでいるので小さい頃から野菜に触れる機会が多いのですが、ちょっと形が悪かったりしただけで捨てられてしまう野菜が沢山あるんです。その様子を見て、何かできないかなぁと思っていました。ファッションにも興味があるので、アクセサリーとして廃棄野菜を活用したいと、今考えています。形が悪くてスーパーには置けない野菜でも、“アクセサリーとして輝ける場所がある”というメッセージ性を込めて販売していきたいです。

 

―――廃棄野菜をアクセサリーに…。ゴミの削減にもつながり、さらにファッションの一部となって、生まれ変わる、とても素晴らしい取り組みなると思います!

 

 

豊田さん

私はSDGsについてはSustainable Weekで活動するまでは名前しか知らなかったのですが、日頃からマイボトルやマイバッグを持ち歩いていたりはしていました。もともとあまり詳しくなかったのですが、この活動を始めて、海ゴミに関わる人の話をきいたり、環境問題の研究をされている方々の話を聞いたりする中で自分との接点に気づいて、SDGsに関心を持つようになったという感じです。

 

―――周りがやっているからなんとなくやるのと、”自分の行動がどのようなことにつながるか“を考えて行動するのでは大きな違いがありますよね!

 

SDGsへの第一歩!~私達が今日からできることって?~

 

―――大学生がすぐにでも身近にできる取り組みを教えていただきたいです。

 

山内さん「商品の裏側をきちんと見ること!」

先日、東京の街に捨てられた傘をプレスして作ったカバンを買いました。買う前に、どうやって作られたのか、原材料は何か、動物実験をしていないかなど、(商品の)裏側を意識しました。裏側を知って、SDGsに貢献している商品を買うだけで、「環境に良いことしてるなぁ」という気分になりますし、ちょっと値段は高いかもしれないけど、そこに価値があると私は思っています。

 

―――なるほど。ゴミも減らせて、環境にもすごくいいことだと思います! 傘を再利用したとは思えない、シンプルでおしゃれなカバンに生まれ変わっていてすごいですね!

 

↑山内さんが購入した、東京の街に捨てられた傘をプレスして作ったカバン(PLASTICITYトートバッグ) https://plasticity.co.jp/products/pl-002 

 

佐藤さん「興味のある分野のイベントに参加してほしい」

意識がすごく大切だと思います。例えば、ビーガン(菜食主義)のイベントに行った時に肉食が環境に悪影響を及ぼすという考え方を聞いてから、生活の中でお肉を見るたびに環境のことを考えるようになったりしましたね。知るだけで、意識や世界観は変わってくると思うし、知らないことが一番もったいないと私は思っています。興味がある所からでいいので、そういうイベントに参加してみることで意識が変わり、自然と行動にも出てくると思います。

 

―――なるほど…!色々なイベントがあるので、私も一度足を運んでみようと思います。“意識をもつこと”それもSDGsの取り組み第一歩ですよね!

 

↑インパクトラボでの1枚 https://impactlab.jp/ 

 

豊田さん「現状を知ることが大切」

急に「行動しろ」と言われたからといって、ピンとこないとできないと思うし、無理してやるのは違うと思います。私も以前はあまり深く考えずにマイボトルやマイバック持っていましたが、最近それが実際にプラスチックゴミ削減につながっていることがわかってきて、「じゃあ今度は、プラスチックの個包装がされていないものを買ってみよう」とか、「ストローなども必要のない時はプラスチックのものは使わないようにしよう」、など自分で判断できるようになりました。まず知って、そこで自分がどう感じるかによって行動も変えられるんじゃないかな、と思います。

 

―――たしかに“自分の行動がどのような結果につながるか”を意識することが、取り組みに対する意欲向上にもなりますよね。

  

学生の皆さんに向けてメッセージ

―――最後に、学生の皆さんにメッセージをお願いします!

 

山内さん

2030年がSDGsの達成目標の年ですが、今、「SDGsについての取り組みをやっています!」と言うだけで、大人の方から興味を持ってもらえます。大学生の力だけではできることは限られていますが、それだけ社会に注目されているからこそ、SDGsに取り組んで、それを発信していくことは意味があることだと思います。自分のやりたいこと・興味があることがSDGsにどう繋がっていくかを考えてもらいたいし、私たちが発信している動画やコンテンツがそのきっかけになってくれたら嬉しいです。

 

佐藤さん

SDGsと言うと「意識が高い」「すごい」とよく言われるのですが、大胆に大きく行動しなければいけない、ということではないんです。身近なところから取り組んでもらえたら、と思います。一人でやるのが難しい時は友達とやってみるとか。周りを巻き込んで取り組んでいくと、それが広がって、大きな結果に繋がると思います。取り組み方は色々あるので、まずは自分の活動がどう社会に貢献しているのか、それが逆に悪影響を及ぼしていないかなど考えてみるだけでも良いと思います。

 

豊田さん

私自身SDGsに特化した勉強をしているわけではないので、今、「SDGs、自分には関係ないかも…」と思っている人に対して、「SDGsについて勉強しなさい」などとは思わないです。それよりも、何か自分にピンと来ることや、「これなら面白そう」と思うことから始めてもらいたい、身近なところで気軽に最初の一歩を踏み出してほしいです。SW実行委員会は、そんな人たちにSDGsに取り組むきっかけを与えていければ、と思っています。

 

―――小さなことから始める、ということの大切さがとても伝わってきました!今回は貴重なお話、本当にありがとうございました!

 

いかがでしたか?

最近は、電車の中など、街中でSDGsの文字を見る機会がとても増えていると思います。

SDGsと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、

マイボトルやマイ箸を持ち歩く、商品の裏側を気にするようにする、興味のある分野のイベントに参加してみる、動画を見てみる…

などなど、私達、学生でも簡単にできる取り組みがあることが分かりましたよね!

 

立命館大学Sustainable Week実行委員会の活動については、ホームページやYouTubeチャンネルで見ることができます!ぜひ、チェックしてみてください!

 

https://www.youtube.com/channel/UC8O3_nRwBIUEgIL6P16FroA 

↑立命館大学Sustainable Week実行委員会公式YouTubeチャンネル

https://sustainableweek.org/ 

↑立命館大学Sustainable Week公式HP

 

最後まで読んでくださってありがとうございました!!

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