【インタビュー】教えて高樹リサさん!DJのお仕事からROCK KIDSにかける想いまであれこれ聞いてみました!~前編~
みなさんこんにちは!
12期のあやかです!
今回から不定期で音楽業界の方へのインタビュー記事を掲載していきたいと思います!
ラジオ好きのみなさんならもうご存知かもしれませんが、この度DJの高樹リサさんがROCK KIDS 802-FRIDAY & SATURDAYのDJに就任されました!
そこで、記念すべき第1回目は、リサさんに直撃インタビューした内容を前編・後編に分けてお届けします!
前編では、DJのお仕事についてやDJになるきっかけになったアノ方についてなどを聞いてきました!
ラジオDJの仕事は「音楽が好き以上のこと」が求められる仕事。
――本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
――まず、DJというお仕事について伺いたいのですが、リサさんにとって、ラジオDJってどういうお仕事だと思いますか?
DJの仕事って、何かを(声で)伝えるというところが一番なんですけど、先輩方を見
ていて、伝えていくうえで“音楽が好き以上のこと”が求められる仕事かなと思います
ね。
――“好き以上のこと”?
最初は、音楽が好きでラジオでしゃべってみたいという気持ちで、結構勢いでDJオーディションに応募したところはあるんです。でも、実際に自分の話を電波にのせてやっていくうちに、どうしてその音楽が好きなのかとか、いつから好きなのかとか、なにを感じて好きになったのかとか、自分の中でより深く深く掘り下げていかないと伝えられないなと思ったんです。
――話上手な事だけが重要っていうわけではないんですね?
話すことが好きな人や話すことが上手な人っていっぱいいると思うんです。でもそれを仕事にしていくときには、“どうやって伝えていくのか”ということを考えないといけないなと思います。(DJは)ただしゃべる以上のことをやっているんだなということを802で学びましたね。
――なるほど。
あと、ラジオって音楽以外のものもカルチャーとして伝えていると思うんですね。なので、音楽以外の部分を知る探求心も必要ですね。ラジオは土地に根付いているので、その土地の文化や行事を把握して伝えていくことも大事だと思います。
――確かに、ラジオって音楽だけじゃなくていろんな情報伝えてくれますよね!
――DJさんは、番組で話す部分以外のお仕事もあるんですか?
番組チームとはこまめに連絡を取っています。普段の生活の中で感じたときめきを共有して、そこから番組の内容が作られていくこともあります。番組はチームで作っていくもので、“ほうれんそう(報告・連絡・相談)”を大事にみんなで補っていくからいい番組になると思います!
スタッフさんとのミーティングにて
――そんなDJというお仕事の魅力って何だと思いますか?
リスナーさんから友だちみたいな感じで接してもらえる時は嬉しいですね。直接会ったことはないけど、自分の声で(リスナーと)繋がれていると思います。自分に対してツッコミを入れるコメントをくれる人とか、そういう掛け合いが不特定多数の人とできているのは嬉しいなと思いますね。あと、どんどん新しい情報をキャッチすることができるので、常に新鮮でドキドキできて楽しいです!
――逆に大変だなって思うことはありますか?
ラジオって身振り手振りに頼ることができなくて、声だけで伝えなくちゃいけないということが難しいと思うことはあります。
――あと、喉のケアとかも大変そうですが…?
実は結構(喉を)つぶすことも…(笑)そんな時には、先輩方にアドバイスをもらったり、アーティストさんからアドバイスをもらったりしてケアしています!
――DJさんって番組によってお仕事の時間が変わると思うんですが、深夜帯など起きて
おくことは大変じゃないですか?
最初はいつ寝たらいいんだろうとは思ってました。でも、体は慣れます!(笑)
深夜の番組を持っているときは、前日から4時くらいまで起きるようにはしてましたね。
――オンエア中に眠くなることはなかったんですか?
オンエアが始まると目が覚めます!正直準備している時には頭が回らなくな
ることもありましたが…(笑)。始まってしまえば切り替わりますね。
――さすが、プロですね!
DJに挑戦することを決めたのきっかけは中島ヒロトさんの番組!
――DJになるまで何をされていたのですか?
中学生の時から今の事務所に所属して、もともとは雑誌のモデルなどをしていました。モデルのお仕事が落ち着いてきた時にテレビのMCのお仕事をする機会があって、そこで初めておしゃべりは自分に合ってるかもしれないなと思うようになったんです。
周りにラジオのお仕事をしてる人が多く、802をずっと聴いていたこともあって、DJをやってみたい!という気持ちが高まっていた時にラジオで中島ヒロト先輩がDJオーディションの告知をしていて。事務所に確認して、自分でiPhoneを使ってデモ音源を録音して送りました。
――DJを目指すことになった決め手は中島ヒロトさんの番組だったんですね!
もともとリポーターとして“何かを伝える”という部分に魅力を感じていて、それができるメディアとしてラジオに興味を持っていました。
興味があるだけでただラジオの仕事を待っているのは嫌だ!と思っていた時にヒロトさんの一声があったのが一番の転換点だったと思います。
――積極的で行動力があるイメージですが、DJに応募した時も行動は早かったですか?
そうですね、行動は結構早かったと思います。飛びつきたくなってしまって(笑)
急いでiPhoneで録音して、録ったデモテープを友達にも聞いてもらってアドバイスをもらいつつ応募しました。
――デモテープではどんな番組を作ったのですか?
ええ恥ずかしい…!(照)5分ぐらいで、色々想定した番組を作って下さいという概要があるのですが、どうしたらいいかすごく悩みました。自分の好きなアーティストの曲は入れて、イントロにのってみたりして…と色々構想を考えたのですが、タイトルがどうしても思いつかなくて。仮で“リサリサラジオ”で提出したのを覚えています。私の中では若干黒歴史なんですけど…(笑)。
――リサリサラジオ!かわいい!!
――もともと802はよく聴いていたのですか?
そうですね。朝学校に行く時や、車の運転の時によく聴いていました。
――ラジオが日常的にある環境だったんですね。
後編に続く…
次回は、リサさんが新たにDJに就任した“ROCK KIDS 802-FRIDAY&SATURDAY-”に対する思いやこの記事を読んでくれた読者に向けてのメッセージを掲載します!ぜひ次回の記事もお楽しみに!
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