「えぐい歌詞」を生み出す秘訣とは? シンガーソングライターKarin.さんに聞いてみた!

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みなさんこんにちは!12期のイトーです!

 

ワナラボ初㊗

アーティストさんへのインタビュー!!

 

今回、取材を受けて下さったのは、

昨年8月の邦楽ヘビーローテーションアーティストにも選ばれたシンガーソングライターKarin.さんです!!

11期のヒカルさんと共に、オンラインで取材をさせていただきました!

 

↑昨年8月邦楽ヘビーローテーションに選ばれた楽曲『愛を叫んでみた』

 

2001年生まれ、 昨年高校3年生でデビューし、どんどん活躍の幅を広げるKarin.さん。

8月21日には『知らない言葉を愛せない – ep』がリリースされました。

 

自身のTwitterに”えぐい歌詞を書いています”とあるように、鋭い感性で日常を切り取った歌詞が若者の共感を呼んでいますが、その裏にはどのような想いがあるのでしょうか?

 

歌詞について、新曲について、同世代の802wannabesがたっぷりお話を聞きました。

 

 

イトーヒカル

―――本日はよろしくお願いします!

 

Karin.さん

よろしくお願いします!

 

えぐい歌詞の秘訣とは!?

ヒカル

―――ご自身の歌詞を“えぐい”と表現するようになったきっかけは何ですか?

 

Karin.さん

私は高校2年生の時に音楽を始めたのですが、私の曲を聞いた周りの人に「えぐいよね。」と言われたのがきっかけです。最初は嫌だったのですが、私の音楽で印象に残るのはメロディーよりも歌詞なのかな、と思ったので、”えぐい歌詞を書いています”と書くようになりました。

 

イトー

―――ご自身では“えぐい”と感じますか?

 

Karin.さん

うーん、そこまで感じていなくて…。アレンジして下さる方と曲について話し合った時に「だいぶ曲の歌詞が暗いので…」と言われると、“あ、暗いんだ…!”って。

 

イトー

―――“えぐい”は本当に客観的な言葉だったのですね。

 

ヒカル

―――歌詞を作る際に努力していることは?

 

Karin.さん

普段から思ったことを書き留めるようにしています。いつかどこかで感じたことがあるようなことを、成長してから違う形でまた感じる、みたいなことが結構あるんです。

例えば初めて恋をしたとして、誰からも「それは恋だよ」と教わっていないのに、人は生まれたときからそれを恋だと知っている。初めて感じたことなのに、それを恋だと認識できるってすごくないですか?

 

イトー

―――言われてみれば、初恋って誰から学ぶわけでもないですよね。

 

Karin.さん

私達は主観で成り立っていると思うんです。自分が恋だと思うことも、他人から見たら恋じゃないかもしれない。自分が思ったことでも、例えば「あの頃、彼はそう思った」とか、視点を変えることで膨らませて、普段からどんどんメモに書き足しています。

 

ヒカル

―――書く方ではなく、言われて嬉しかった言葉、人生の助けになった言葉はありますか?

 

Karin.さん

曲を聴いた方から “励まされました”というようなコメントをいただくようになりました。自分の中ではとても辛いことを曲にしているのですが、部屋の中で、一人で、自分のためだけに書いていた曲が、誰かに寄り添うことができると実感した時はすごく嬉しかったです。自分は誰かの役に立つことはできないとずっと思っていたので…。

 

イトー

―――“自分のため”に始めた音楽が、“誰かのため”になったのですね。素敵です…!

 

新曲『知らない言葉を愛せない』に込めた想い

 

イトー

―――新曲『知らない言葉を愛せない』にはどんな想いを込められましたか?

 

Karin.さん

初めて“なりたい自分”ができたのに、なかなかそんな自分になれなくて、この曲を作りました。

 

ヒカル

―――なりたい自分とは、どんなイメージですか?

 

Karin.さん

自分がやりたいことをしたり、表現をもっと上手にしたり、ですかね。この曲はギターを入れずにベースとドラムと鍵盤だけで構成したこともあり、自分の中で賭けに出た部分もあります。みんなこの曲を聴いてどう思うんだろう、と楽しみと同時に不安もありました。

 

イトー

―――歌詞からはネガティブな印象を受けました。

 

Karin.さん

普段からあまり明るい曲は書かないです。自分が体験していないことを書くのがすごく苦手なので、暗い曲を書いた方が居心地良くて。自分が思ったことを書いているだけなので、言葉を選んだりはしていないですね。“この言葉を書いた方が沁みるぜ!”とか思って書いているわけじゃないです(笑)。

 

イトー

―――自分の内側から出てくる言葉をそのまま歌にされているのですね。

 

Karin.さん

色んな思い出や、嬉しいことも悲しいことも全部、いつか忘れてしまうのなら曲にしようと思って始めたのが音楽でした。

 

ヒカル

―――過去の自分を思い出せるように歌を作っているということですか…?

 

Karin.さん

何回も何回も同じ場所に戻ってこられるように、これからも曲を作ろうと思っています。例えば自分で作った曲をもう一度聞くと、“あ、戻れた!”っていう感じがするんです。

 

ヒカル

―――タイムスリップみたいな?(笑)

 

Karin.さん

そうですね(笑)。自分が来た道にCDを置いていくみたいな感じです(笑)。

 

今後は?

 

イトー

―――デビューしてから1年が経ちましたが、10年後、20年後の音楽活動についても考えていますか?

 

Karin.さん

もっと大きい存在になって、もっともっと輝けるようになりたいです。自分だったらできるんじゃないかなって思っています。

 

イトーヒカル

―――最後にワナラボを見てくれている学生に向けてメッセージをお願いします!

 

Karin.さん

今自分で描いているものがあるなら、絶対にそれを実現するべきだと思います。これからも自分がやりたいこと、自分にしかできないことを考えて頑張って下さい!

 

イトーヒカル

―――本日はありがとうございました!

 

Karin.さん

ありがとうございました!

 

 

 

いかがでしたか?

インタビュー中は終始笑顔で質問に答えて下さったKarin.さん。

曲だけでなく、優しく丁寧なその人柄にも惹きつけられた取材となりました。

同年代として、夢を持って活動されている姿に本当に良い刺激をいただきました…!

 

 

そして8月21日にリリースされた『知らない言葉を愛せない – ep』

現在絶賛配信中です!ぜひダウンロードして聴いてみてください⇩

https://karin.lnk.to/ShiranaikotobawoAisenai_ep

 

これから先、どんな楽曲が生み出されていくのか、とても楽しみです!!

Karin.さん、本当にありがとうございました!!

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