【謎サークル】立命館大学オカルト研究会 #オカルトの日
皆さんこんにちは!12期のイトーです!
前回の謎サークル企画の記事は読んでくれましたか?
知力と体力を駆使して山を駆け巡るスポーツ、オリエンテーリングの魅力に、どっぷりつかりましたね!
さあ謎サークル企画第6弾!の前に…。
当然ですが、今日は何の日か知っていますか?(記事公開日7/13)
なんと、今日、7月13日は…
オカルト記念日だそうです!!!
なんでも、1974年の7月13日に映画『エクソシスト』が日本で初公開され、オカルトブームの火付け役になったのだとか。
ということで!今回は…
立命館大学オカルト研究会さん
にお話を伺いました!!
オカルトって何なの?オカルトの魅力は?オカ研ってどんな活動なの?と、不思議に思うことをたくさん質問してみました!
取材を受けてくれたのは、写真左から、
立命館大学3回生 オカルト研究会10代目会長 溝口さん(以下“みぞくん”)
立命館大学2回生 オカルト研究会副会長 小畠さん(以下“小畠ちゃん“)
のお二人です。
それでは取材の模様をどうぞ!!
オカルトって何なの?
本日4/16はチャップリン・デー、喜劇王チャップリンの誕生日です。彼が1928年に監督した『The Circus』には、この時代あるはずのない「携帯電話を持った女性が写りこんでいる」という都市伝説があります。所謂「タイムトラベラー」という奴ですね。#春から立命館#立命館オカルト研究会 pic.twitter.com/BXHCzkZx0M
— 立命館大学オカルト研究会 (@rits_okaken) April 15, 2020
―――本日はよろしくお願いします!!
2人
「よろしくお願いします!!」
―――あの、まず、オカルトって何ですか…?
みぞくん
「ざっくり言うと、“数字ではわからないこと”です。捉え方は様々ですが、科学的に解明されていない超自然的なことをオカルトと呼んでいます。立命館大学オカルト研究会は、よくわからない不思議なことを好きな人が集まっているサークルです。」
―――数字ではわからない超自然的なこと…!!なんだかワクワクします!
―――溝口さんは昨年のRADIO CRAZYにも参加されたとお伺いしたのですが、音楽的なオカルトってありますか?
みぞくん
「ありますね。出演した人が死ぬ作品や、聞いた人が数百人自殺した曲など、音楽的なオカルトもたくさんあります。」
―――怖い…!(笑) オカルトって幅広いのですね…!
みぞくん
「はい。うちのサークルにも、神話に興味を持っている人、心霊映像を撮るために入った人、怪奇小説が好きな人、ホラー映画が好きな人など色々な人がいます。心霊だけがオカルトではないです!」
オカルトの魅力って?
本日4/3はシーサーの日です。「シー(4)サー(3)」の語呂合わせでシーサーの日です。エジプトのスフィンクス、中国の石獅子、日本の狛犬等、魔除としてのケモノ信仰は世界中に存在します。源流は古代メソポタミアのライオン象と伝えられていますが、都市伝説的には火星文明からと言われていますね(白目) pic.twitter.com/62yEsnnDvD
— 立命館大学オカルト研究会 (@rits_okaken) April 2, 2020
―――オカルトの魅力を教えてください!
小畠ちゃん
「嘘か本当かわからないところです。わからないからこそ気になるし、本当かな、嘘かな、って考えられるところが面白いと思います。正直、実際に嘘か本当かはどちらでも良いんです(笑)。」
みぞくん
「オカルトは時代の社会性や個々人の思考を映す、共同体的に面白いものだと思っています。仮想に対する信頼の上に歴史的、科学的など色々な視点が入ることで成り立っている。
一人から発想されたものはただの妄想ですが、オカルトは社会の中で一定数の人が熱意を持って信じているものです。これはすごく価値のあるものだと思っています。」
―――なるほど、信じる力は大切ですね!
会長は超ビビり!?
―――オカルト研究会の普段の活動について教えてください!
みぞくん
「基本的に会員のやりたいことをやっています。主な活動としては、週に1回教室に集まってホラー映画を見たり、オカルトについて意見を交わしたりしています。あとはオカルトかるたとか…。」
―――ホラー映画鑑賞ですか…!楽しそうです!!
みぞくん
「ほかには、みんなでこっくりさんをやったこともあります。“この子はいつ結婚しますか?”って聞いたり、その日の晩御飯をこっくりさんに聞いて、前々会長にお寿司を奢ってもらったりもしました(笑)。周りがあまりやらないことを色々やってみよう!というスタンスです。」
―――平和なこっくりさんですね(笑)。オカルトの話をする時はどんな話をされるのですか?
みぞくん
「オカルトの話のことを『オカルトーク』と言うのですが、一週間の間に起こった怖いこと、興味を持って調べた話などを共有します。神話に興味がある人や民俗学関連のオカルトが好きな人、会員の中でも各々興味のある分野が違うので、色々知識を出し合っています。」
―――『オカルト―ク』面白そうですね…!野外での活動もありますか?
みぞくん
「月に1回はフィールドワークに行きます。京都の心霊スポットやパワースポットがメインです。健全なサークルなので、夕方に行って暗くなる頃には帰ります(笑)。会長の私が1番ビビリなので(笑)。」
―――そうなんですか!?
小畠ちゃん
「合宿で行ったお化け屋敷、ひどかったですね。」
みぞくん
「富士急ハイランドの戦慄迷宮に行ったのですが、私は絶叫した上に放心状態になりました…(笑)。女の子たちは平気で帰ってきたのですが(笑)。」
小畠ちゃん
「泣いてましたよね。」
みぞくん
「泣いてましたね(笑)」
先輩に騙されて入部!?
↑去年の合宿での1枚
―――皆さん、高校時代は何をされていたのですか?
みぞくん
「私は新聞部で学生新聞を作っていました。広報担当だったので、新入生相手に演説をして、笑わせようと頑張っていましたね。」
小畠ちゃん
「私は軽音部です。」
―――新聞部と軽音部…。どうして大学でオカルト研究会に?
小畠ちゃん
「私はもともとオカルトが好きだったのですが、高校にはオカルト研究会なんて無いじゃないですか(笑)。大学にオカルト研究会があると知った時から、絶対入ると決めていました!」
みぞくん
「私は騙されて入りました(笑)。高校時代から友達だった先輩に “うちのサークルは楽しくワイワイやっているからぜひ来てくれ”と言われて、サークル名も聞かずに行ったんです。」
―――えっ!知らずに入ったんですか?
みぞくん
「はい。会長と話してみると面白かったので、“じゃあ入ります、何のサークルですか?”と聞くとオカルト研究会でした(笑)。友達の手前断ることもできず、入った結果、今10代目会長をやっています。」
―――入ってからオカルトに興味を持ち始めたのですか?
みぞくん
「そうですね。色々な観点で熱意を持って研究されている先輩方に刺激を受けて、色々学ばせてもらいました。多彩な先輩方にも出会えたので、入ってみて良かったなと思っています。」
―――良い先輩方との出会いがあったのですね!!
みぞくん
「先輩はすごかったですね。パワースポットの愛宕山で観光客の外国人と意気投合してそのまま愛宕山に泊まった先輩、文化祭で作った殺人鬼のマスクを着けて練り歩いていた先輩など…。一癖も二癖もある方ばかりでしたが、皆さんとても面白くて魅力的な方でした。」
―――先輩から受け継いだオカルト愛…!ぜひ繋げて行ってほしいです!
みぞくん
「そうですね。10年も続いているオカルト研究会は珍しいので、頑張って続けていきたいです。」
霊感ありますか?
↑去年の合宿での1枚
―――入部後に衝撃に思ったことを教えてください!
小畠ちゃん
「会員の個性が強烈なことですね(笑)。会うたびに皆さんの色々な面が見られて驚きがあるので、飽きないです。活動を通して、自分の興味のある分野意外にも色々知れるのも素敵だなと思います。」
みぞくん
「心霊現象に出会ったときですね。京都の嵐山に清滝トンネルという心霊スポットがあるのですが、そこで先輩方が本当に心霊写真を撮ったそうなんです。テレビで放映もされたらしくて。そこで私達も撮りに行ったのですが、何回撮っても、誰が撮っても信号がぶれるんです。
気味が悪かったですが、なかなかできる経験ではないので、忘れられないですね。私はビビり倒して厄除けに食卓の塩をしっかり持って行ったのですが(笑)。」
―――本物の心霊写真…!?ちなみに、皆さん霊感はありますか?
小畠ちゃん
「私はないです。むしろ心霊現象とか、怖いです。」
みぞくん
「私も霊感は全くないですし、怖いです。でも、会員の中には何か見えているという疑惑がある人もいますね。何が見えているのかは私にはわからないですが(笑)。」
―――おおお、さすがオカルト研究会です…!
新入生、読者に向けてのメッセージ
本日4/9は大仏の日です。東大寺大仏の開眼供養に因みます。聖武帝の御代は天然痘の流行や旱魃、飢饉、大規模反乱等による混沌の時代でした。当時の様子はどこか今と重なるところがありますね。先人の様に泰平が来ること、ついで新入生が入ってくれることを願って#春から立命館#立命館オカルト研究会 pic.twitter.com/L6ACD055JK
— 立命館大学オカルト研究会 (@rits_okaken) April 8, 2020
―――最後に、新入生や読者に向けてのメッセージをお願いします!!
小畠ちゃん
「少しでもオカルト的なものに興味があれば絶対楽しいと思うので、一歩足を踏み入れてほしいです!ちなみに、ただいま女子部員が大変少ないです。お待ちしてます!」
みぞくん
「オカルト研究会は本当に自由です。オカルトというゆるいくくりの中で、それぞれ会員のやりたいことをやってもらったら良いですし、それぞれが面白いと思っていることを共有することも価値のある経験だと思います。
他のサークルと兼任もOKなので、皆さんの中にある“変わったもの”への欲求をオカルト研究会で晴らして下されば嬉しいです!お待ちしております!」
―――本日はありがとうございました!!
2人
「ありがとうございました!!」
いかがでしたか?
不思議なことが好き、気になる、という共通点を持った人たちが集まっているオカルト研究会。それぞれの興味を尊重し、お互いが良い刺激をもらう素敵な雰囲気がとても伝わってくる取材でした。
オカルト研究会さんはTwitterの活動も精力的におこなっておられます。オカルトネタや豆知識など、ためになって面白い情報が満載なので、こちらもぜひ!!⇩
(遡って見だすと止まらなくなるのでご注意下さい!(笑))
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
過去の、謎サークル記事もぜひ見返してみてください~!
※使用している写真は全て過去に撮影されたものです。