SiM の音楽性の変化【やりたい音楽を自由に!】

美咲

こんにちは!12期の美咲です!

 

SiMが6/17に、4年ぶり5枚目のアルバムとなる『THANK GOD, THERE ARE HUNDREDS OF WAYS TO KiLL ENEMiES』をリリース。

 

そして6/28(日) 21:00からの802 BINTANG GARDENには、ゲストとしてSiMのMAHさんが出演されます!

 

今年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、毎年行われているSiM主催のDEAD POP FESTiVALや最新アルバムにまつわるお話が聞けるということで、とても楽しみですね。

 

そこで今回は、まさに#SiM神盤 といえるアルバムからSiMに迫っていきたいと思います!!

 

 

SiMってどんなバンド…?

 

2004年湘南にて結成されたレゲエパンクバンドSiM(シム)。

今年はなんと結成15周年のアニバーサリー・イヤーです!

 

SiMは結成当時のバンド名であったSilence iz Mineの略称からきていて、「静寂は我の物なり」という意味があります。

 

メンバーはMAH(ボーカル)、SHOW-HATE(ギター)、SIN(ベース)、GODRi(ドラム)の4人です。

 

ハードコア・スカ・パンク・レゲエなど様々なジャンルの要素が取り入れられており、攻撃的なサウンドが特徴。

ライブハウスで生まれて、ライブハウスで死んでいくバンドとして、ラウドロックシーンを牽引する存在です!

 

また毎年DEAD POP FESTiVALというイベントを主催しており、「壁を壊す」を合言葉に2010年からライブハウスで始まりました。

 

そして2015年以降、2日間で約2万人を動員する野外フェスへとなりました。

 

 

音楽性の変化

4年前に発売されたアルバム『THE BEAUTiFUL PEOPLE』から今回のアルバムに至るまでには、大きな変化がありました。

 

MAHさんは今回のアルバムのインタビューの中で、こう話しています。

 

今までは曲のアイディアが出た時に、曲を受け取ってくれる人ーーリスナーやライヴの場にいる人のことをまず考えちゃってて。あるアイディアが出た時に、それをそのまま投げるのがいいのか。キャッチしやすいように柔らかくしてあげるのか。その「受け取られ方」を考えて曲を作ってきたところがあって。でも、それをやめようっていう話し合いをバンドでしたんだよね。

出典 : https://sp.universal-music.co.jp/sim/5thal/interview.html

4年前はお客さんの受け取り方を意識した曲を作っていたSiM。

 

しかし2年前のシングルでは5弦ベースや7弦ギターを使い、日本の音楽シーンでなかなか聴けない重低音を表現するなど、本当に自分たちがやりたい音楽を自由に取り入れるようになりました。

 

今回のアルバムは、今までのSiMらしさと新しさを併せ持った作品になっていると思います。

 

また前作と今作を比べると曲調の新鮮さがあるのはもちろんですが、MAHさんが3年前に結婚し、父親になったことで変化した心情も歌詞に表れていると感じます。

 

前作に収録されている『Life is Beautiful』では

 

“the life” is beautiful

to you

「人生は美しい」あなたはそう思うのだろうね。俺は思わないけど。

 

とMAHさん自身の苦悩を歌っているのに対し、

今作の『FATHERS』では

 

I was just searching for a tiny light. I think it was you.

ただ、俺は小さな光を探していて、君こそが、その光だったんだと思う。

 

と子どもを「光」と表現し、息子の誕生が、今まで自分にしか興味がなかったMAHさんを変えたということを歌っています。

 

歌詞には子どもへの愛が溢れており、聴いていて胸が熱くなりました…

ぜひ和訳と照らし合わせてみてください!

 

 

最新アルバムからおすすめの2曲

『THANK GOD, THERE ARE HUNDREDS OF WAYS TO KiLL ENEMiES』には17曲収録されていますが、その中からおすすめの2曲を紹介したいと思います。

 

『BASEBALL BAT』

FM802でもよく流れているこの曲!

これまでにSiMが使ってこなかったメジャーコードを軸としていて、ポップなサウンドが特徴です。

 

MVにはなんとONE OK ROCK、coldrain、HEY-SMITHなど総勢72名のアーティストが参加しており、とても豪華で見ていて楽しいです!

誰がどこで出演しているのか気になって、何度も再生してしまいます。

 

『Devil in Your Heart』

 

この曲はなんといってもSiMらしさ全開の呪文系

「Di da la la, da la la」という自分の心の中の悪魔が騒ぐ様子を表すフレーズが、歌詞の中に散りばめられており、一度聞いたら頭から離れません!

ライブではみんなで盛り上がれること間違いなしの一曲です。

 

 

最後に

好きな音楽を自由に届けることで、進化し続けるSiM。

今回のアルバムは、今のSiMにしか作れないものだと感じました。

来年のDEAD POP FESTiVALに期待です!

 

6/28(日) 21:00からの802 BINTANG GARDENもぜひ聴いてみてください!!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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