みずこのイギリス留学日記「生きてるだけでえらい！留学１ヶ月目」

こんにちは！12期のみずこです。

突然ですが、私は今語学留学でイギリスのオックスフォードにいます！

少し自己紹介をさせていただくと、私は21歳の大学生で本来なら４年生ですが、１年休学をして約半年の予定で語学留学に来ています。直接英語に関係のない総合社会学部です。現地に対応できる英語力はほぼなく、海外に行ったこともなく、飛行機の乗り方すら知りませんでした（笑）

イギリスに来てしばらく経って生活が落ち着いてきたので、これから私の留学を記事にしていきたいと思います！どなたかの参考になれば幸いです。

なぜ留学に？

私が留学しようと決めたのは３年生の夏です。１年生の頃からぼんやりと留学してみたいなぁととりあえず貯金だけしていた程度だったのですが、就活について考え始めた時、このまま留学せずに就職したら後悔すると思ったのがきっかけです。とにかく海外に行って自分の知らない世界を見てみたいという思いが強かったです。正直、何も考えずに勢いだけで来ました（笑）。本当は交換留学がしたかったのですが、コロナの感染拡大の影響で大学が制度を停止していたので、語学学校に通うことに。そして、古い建物にアンティーク、ハリーポッター、The 1975、スコーン、紅茶と私の好きが詰まったイギリスに決めました！

ついにイギリスへ

私は羽田発ヒースロー着のJAL43便でイギリスに向かいました。ロシアのウクライナ侵攻の影響で北回り経由となり、約1５時間のフライト。長くて疲れましたが、北極圏のこんな景色が見られました。

あまりの美しさに、わぁ地球だぁと稚拙な感想しか出ませんでした。

冬はアラスカ付近でオーロラが見られることもあるそうです。

そして無事にヒースロー空港へ到着しました。現在６ヶ月未満の留学はeゲート（自動ゲート）でも大丈夫なのですが、念のため有人ゲートへ。滞在場所と来た目的を聞かれ、オックスフォードに留学のためにと答えると「え、お前もしかしてその英語力でオックスフォード大学なん」と顔に書いてある入国審査員に「Oxford University?」と聞かれ泣きたくなりました。後で語学学校の入学許可証を見せると納得してました。

その後タクシーでホームステイ先へ。18時ごろ到着し、家の案内と説明の後、ホストマザーとご飯を食べながらお話しして、21時ごろ寝ました。日本時間で朝の5時です。時差ボケは最初だけ眠いのを我慢すれば、現地時間に対応できました。しばらく22時に寝て5時に起きるという生活リズムで、すごく健康的な生活してる！と喜んでいましたが、日本時間にすると朝6時に寝て昼に起きる超不健康生活です。

そして2日目の朝。ホストマザーに今日から１ヶ月トルコ人の留学生が来るからねと当日知らされました。全く聞いていなかったので、ターキーってトルコ人？そんな訳…今日のご飯が七面鳥って言った？え？と混乱していたらトルコ人が来ました。名前はミリです。ミリはフレンドリーで親切だったのですが、よく日本人と日本語で話すべきじゃないよ、映画は英語字幕で見るべきなど、なぜかよくお説教されてました（笑）。多分私のためを思ってだったと思います。トルコ人熱いです。他の国の人と生活すると、生活リズムや文化の違い、相手の国のことなど様々なことを知れるのでおすすめですが、歳の近い、同じ学校の留学生と同じ家はちょっと…と思う方は事前に確認しておいたほうがいいかもしれません。

オックスフォードでの生活

そして３日目から学校へ。この日初めてオックスフォードの中心地へ行きました。ほとんどが古い建物で、歴史的で重みのある街並みに感動でした。

また、ヨーロッパらしいかわいい建物も多くあって歩いているだけで楽しいです！

イギリスに来て一週間が経とうとした頃、慣れない異国での生活の疲れとストレスで、風邪をひきました。普段体調が悪くなることはあっても、滅多に病気にはならないのですが、あっさり寝込みました…健康に自信がある方でも、風邪薬と解熱剤、整腸剤、口内炎など環境の変化で起こりうる体調不良の薬を持ってくることを強くおすすめします！

そして風邪も治り二週間目。次はしっかりホームシックになりました（笑）。不安、疲労、孤独、食生活の変化などで、日本に帰りたくてしょうがなかったです。会話や買い物など、普段普通に出来ていたことが、何倍も時間がかかって毎日疲れ果てていました。そして何よりも孤独です…知っている人が誰一人いないことがこれほど辛いと思いませんでした。人生で初めて寂しいと思った気がします。残り５ヶ月も帰れないことに絶望していました（笑）。日本食を食べたり、ネトフリでジブリ映画を見たり、ユニクロに行って日本の匂いを感じたり、家族や友達と電話をしていたら治ったので、もしホームシックで悩んだら自分を甘やかして存分に好きなことをしてください！頑張ったらだめです！

そんなこんなで何とか１ヶ月目を乗り切りました。我ながら初海外で一人でよく生きていられたなと思いますが、色んな人に助けてもらったおかげです。ミリは一緒にバスの定期を買いに行ってくれたり、乗るバスが分からなくてウロウロしていたらおじいちゃんが声をかけてくれたりと優しい人が多いです。街を歩いていても、体調が悪そうな人や困っている人に「あなた大丈夫？」とフランクに話しかけているのをよく見かけます。素敵な文化ですね。見習いたいものです。

この記事では私のイギリス留学１ヶ月目について書きましたが、学校やホームステイ、名所などについても記事にしたいと思っているので、留学の一つの例として参考にしていただけたら嬉しいです！