私の大切なバンド[Alexandros]とTHE ORAL CIGARETTES
私の大切なバンド[Alexandros]とTHE ORAL CIGARETTES。
私とその2バンドとの出会いのお話をしたいと思います。
[Alexandros]に出会ったのは高校2年生の時。
テレビをなんとなく見ていた時に、[Alexandros]が『ワタリドリ』を演奏していた。
「あっ、友達が好きなバンドや。」
と最初はそれくらいにしか思っていなかった。
しかし、心地よい高音、歌詞に惹かれすぐにYouTubeで検索し、その日は夜更かしてずっと[Alexandros]の曲を聴いていた。
気づけば私にとって大切なバンドになっていた。
それまで私は趣味が無く、初めて「音楽」という趣味ができた。
何か熱中できるものがないということがコンプレックスだった私にとって趣味ができたということはとても嬉しかった。
自分を貫く強さをくれた『starrrrrrr』
自分の人生、強く勇敢に生きる勇気をくれた『Oblivion』
しんどくてもそのしんどさは目指すものにしか現れず、くそくらえだと進む力をくれた『Foever Young』
私が理想とする私が[Alexandros]の曲には詰まっていた。
我が人生に悔いはない。そう言えるように今を精一杯生きようと思った。
2016年6月26日大阪城ホールで行われた
「Premium V.I.P Party」が私にとって初めてのライブだった。
ずっと画面の中にいた人たちが目の前で楽器を演奏し、歌を歌っている、動いているという驚きと、爆音、照明、会場いっぱいのファンとその歓声…と全てに心が躍り、胸が高まり、全身で歌い踊った。
それまで感じたことがないあの日の感動は今でも忘れられず、ライブの虜になった。
そして、その夏、THE ORAL CIGARETTESに出会った。
友達から「私らと同じ奈良出身で、めっちゃかっこいいバンドおるねん。絶対に好きになると思うから聴いて!」
と勧められて聴いたのが始まりだった。
その友達の言う通り。
私が今までこの感情は私しか持っていないのかなと思い隠していたことを言葉にし、闇を歌っているオーラルに心を奪われた。今までの私を肯定してくれた気がした。
ただ、闇だけじゃない、一筋の光を示しながら奏でるオーラルの音楽にたくさん救われた。
そんな私の中で大切なTHE ORAL CIGARETTESと[Alexandros]が
2019年11月13日にZepp Sapporoで対バンをした。言葉通り夢のようだった。夢を見ていた。伝説の対バンだった。素敵な夜だった。幸せだった。愛が溢れ夢から覚めた私はその夜泣きじゃくった。本当に素敵だった。
この2バンドに出会い、趣味ができ、いろんなところへライブに行き、たくさんの人と出会った。音楽に、その言葉に、その姿勢に、何度も救われ、背中を押され、力をもらった。音楽の素晴らしさを知った。
たくさんの大切なものを貰った。[Alexandros]とTHE ORAL CIGARETTESに出会えた人生で良かった。
これからもずっとずっと深く愛するロックバンド、連れまわされながらも、一緒に行こうまだまだ新しい世界へ!
そして、最後に802リスナーの皆さんに感謝を!
この一年、「12期 ちか」で番組の感想などをツイートしてきましたが、皆さんとラジオとTwitterで繋がれたこと、とても嬉しかったです。
新曲初オンエアだったり、たくさんの楽しいことを共有できて
ワナビーズに入って良かったと思うことの一つです!
これからは1リスナーに戻りますがこれからもよろしくお願いします!
ありがとうございました!