
こ、こんな一面も?!シンガーソングライター由薫さんの魅力を探る!!

こんにちは! 15期生ひいです。
突然ですが、皆さんは『星月夜』という楽曲をご存じでしょうか?
吉高由里子さん主演のドラマ『星降る夜に』の主題歌です。
ONE OK ROCK のToruさんが作曲・編曲・プロデュースを行ったというそのメロディーと、素朴かつ伸びのある美しい歌声、ストレートで優しい歌詞。
じんわりと心に染み入るようなこの曲はドラマともとてもマッチしていて、話題沸騰中の大注目ソングとなっています。
レコチョクのランキングなどでも1位を獲得、YouTubeでの再生回数もMVだけで驚異の1257万回以上(2023年10月6日現在)!!
そんな素敵な楽曲を歌っているのは、シンガーソングライターとして今注目を集めている、由薫さんです。
私たちと同世代のアーティストでもある彼女、その歌声から広がっていく言葉と音の美しい世界観。楽曲を再生する度に浸ってしまいますよね。
しかし由薫さんの楽曲の魅力はそれだけではない!ということで、彼女の魅力的な面について、今回はおすすめ3曲を通して紹介していきます!
ざっくりとプロフィール
由薫さんは2000年7月9日生まれ、沖縄県出身です。
幼少期はアメリカやスイスで過ごしていたり、楽曲制作でスウェーデンなどへ修行しにいっていたりと、海外経験も豊富。
フィルム写真や映画、小説なども好きだそうで、大学在学時も詩や文学など様々な文化を学んでいたと話しています。
そんな海外経験からくる日本とのギャップや、去年までの大学での学びなど、これまでの経験をとても大事にしている面も数々のインタビューなどでうかがい知ることができ、そんな面も彼女の素敵な所であると私は思います。
2022年6月15日に、映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の主題歌『lullaby』でメジャーデビュー、2023年5月には1st Tourである“Alone Together”を大成功に収め、
そのほかにもアメリカ・テキサス州で開催された”SXSW“という大型フェスや日本での様々なフェスにも参加するなど、国内外問わず精力的に活動されています。
(FM802でも2022年11月のヘビーローテーションに選ばれていました!)
彼女の新たな一面に迫る!楽曲紹介
ということで、特に私が「由薫さんのこの一面も素敵!」と実感した楽曲を、今回は絞って3曲紹介していこうと思います!
1.sugar 「開放感のある可愛いポップな一面」
最初に紹介するのは先日7月28日に配信リリースされた『sugar』。
『星月夜』や『lullaby』の宇宙をも感じさせる広大な楽曲とは少し雰囲気の異なる、自由で可愛くPOPで、「日々の中の砂糖の様な幸せな瞬間を切り取れたらと思って作り始めた(billboard JAPAN 「由薫、初アニメタイアップ曲『sugar』配信リリース決定」https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/127198より)」という一曲。
『うちの会社の小さい先輩の話』(テレビ朝日系NUMAnimation枠)というアニメのエンディング曲で、アニメのテーマが「ずーっと見守りたくなる、あまあまお砂糖系オフィスラブコメ」(公式HPより)ということもあり、
由薫さんのストレートなのに砂糖多めのこの楽曲は、可愛くて優しくてニヤニヤが止まらない、そんなアニメのストーリーとも相性抜群です。
また、「好きなことは否定もされるけど いつまでも好きだって 言っていたいな」という歌詞があり、曲の中で優しく軽快に歌われています。
その中には由薫さんの強い決意も感じられ、聴いている側も勇気づけられるようなワンフレーズになっていると感じられます。
オープニング曲を歌う小林柊矢さんとは以前からの知り合いで、自身のYouTubeチャンネルでの対談では「(小林さんがオープニングを歌うということで)負けないぞと思っていた」「私もいい曲作ろうって」と話されていました。
そちらの動画もとても暖かい雰囲気でラジオの様な心地よさもあるので、気になった方はぜひ覗いてみてください!
(ちなみに楽曲のMVにはもう中学生さんがひそかに登場しているみたいです。皆さんは見つけられるでしょうか?)
2.gold 「身近な存在!すぐそこで背中を押してくれる一面」
次に紹介するのは『gold』、2022年12月19日配信リリースの一曲で、Amazon Prime VideoのCMソングにも抜擢されていた楽曲です。
どこか懐かしさも感じられるバンドサウンド、心地よく流れる音の重なり。
それに加えて、「特別じゃなくても誰もがきっと輝くgold」だと、「あなたもgold」だと、聴いている「自分」を、隣にいる「あの子」を肯定してくれている。そう感じられる一曲だと思います。
この楽曲を聴くと「私も頑張ろう」と思えるだけでなく、「自分と同じように悩んでいたりすることがあったのだろう」と、由薫さんを身近に感じられるような気がします(身近に感じられるから、自分も頑張ろうと思えるのかな…と思ったり)。
リリースした当時彼女は大学在学中でした。だからこそ同世代に特に響く、背中を押される、そんな一曲になっているのだと思います。
思わず首を振ってしまうようなサウンドと、等身大の彼女から放たれる強かで優しい歌詞が、注目の楽曲です。
3.Blue Moment 「進化を続けていく一面」
最後に紹介するのは『Blue Moment』。こちらは最新曲で、ショートサイズMVと弾き語り動画の二つがYouTube上にアップされています。
ショートサイズMVの方では「夜明け前の青い世界(概要欄より)」という一つのテーマの通り、少し寂しいけれど朝が来る爽快感のようなものも感じる、そんな青い世界に浸ることができます。
この楽曲は今年7月に単身でスウェーデンに乗り込んだときに作ったものだそうで、ショートサイズMVではそこでの様子も見ることができます。
弾き語り動画の方は、ユニクロの新しいLifeWearとして話題の「UNIQLO:C」のローンチパーティに出演した際の貴重なもので、ショートサイズのMVでの『Blue Moment』とはまた違った、緩やかでリラックスした雰囲気を味わうことができます。
特にサビ終わりの「夢の途中じゃ終われないわ」という歌詞の後、バックミュージックが消えて由薫さんの声だけになるところがあります。
そこまでの盛り上がりをキュッと締め楽曲自体をドラマチックにしているだけでなく、歌の中の「私」がバッと前を向いたような、そんな進もうとする力強さも感じる一節です。
この楽曲は先日Zepp Namba で行われた「ミナミDEジャイガンティックに奏でまタイVer. ムキアイタイ~MINAMI WHEEL EDITION~」に出演された際にも歌われたということで、今後のライブでの歌唱やフルMVなど注目が集まる一曲です。
進化していく彼女の片鱗を感じ取ることができます。
番外編 「おちゃめで優しい!名前をつけちゃう一面」
由薫さんは自分の持ち物にそれぞれ名前をつけることが好きだそうです。
例えばギターには「Sunny」、育てていた唐辛子には「Doolittle」といった素敵な名前が。
名前について、「名前はそもそも誰かからの贈り物みたいなものというか。願いが込められているし、時間が経って沢山の人にその名前を呼ばれていくうちに、どんどん別の意味を帯びてくるものになって。それって、考えてみるとすごい事なんじゃないかと思った(音楽ナタリー「由薫『No Stars』『星月夜』特集」https://natalie.mu/music/pp/yu-ka02より)」とお話されている場面も。
まとめ
ほんの数曲を聴くだけでも、少し彼女のことを知るだけでも、こんな風に身近な存在に感じたり、美しい世界観に引き込んでくれる存在になったり、背中を押してくれる存在になったり、かっこよかったり、おちゃめで可愛い存在になったりと、由薫さんのいろいろな面を感じることができます。
きっとまだまだ知らない一面があると思うので、これからも楽曲などを通して見つけていけたらな、と思います!
そんな由薫さんの様々なギャップに惹かれた方に朗報です!
10月~11月にかけて東名阪のCLUB QUATTROにて2nd Tour“Blue”が開催されます!大阪公演は初日の10月27日(金)、梅田CLUB QUATTROにて!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
きっと今回紹介しきれなかった溢れるほどの由薫さんの魅力や一面を知ることができると思います。
また今回のツアーのテーマ“Blue”には「夢と現実の間」という意味が込められているそうです。
その世界観に、ライブという空間の中で全身まるごと浸ってみる、というのも、とても素敵だなぁと思います。
15期生ひいでした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
【由薫さんツアー情報】
[由薫2nd TOUR 2023]
■10月27日(金)大阪 梅田 CLUB QUATTRO(18:00開場/19:00開演)
■10月28日 (土)愛知 名古屋 CLUB QUATTRO(17:00開場/18:00開演)
■11月10日(金)東京 渋谷CLUB QUATTRO(18:00開場/19:00開演)
チケット代:¥3,500-(税込 / ドリンク代別)
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15期ひいです。音楽と漫画とラジオと活字と陸上競技で世界が回っている者です。絵を描くのとダンスも好きです。BURNOUT SYNDROMES大好きです。