【同世代インタビュー】新4人体制リュックと添い寝ごはんの『日常』の大切さ『青春』そして、これからについて
こんにちは!13期のゆうりです!
今日の記事は、ワナラボ6回目となるアーティストインタビュー!
(↓前回はchilldspotの比喩根さんと玲山さんを取材しました!)
https://wannalab.net/2022/09/27/chilldspot/
今回インタビューを受けてくださったのは、
メンバーが4人になり、さらに進化したリュックと添い寝ごはんの松本ユウさんとぬんさんです!
Vo.&Gt. 松本ユウ / Ba. 堂免英敬 / Dr. 宮澤あかり/ Gt. ぬん
2017年11月10日結成。
東京都内を拠点に活動中、平均年齢21歳の4人組バンド。通称・リュクソ。
高校在学中に「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」への出場と初の全国流通盤リリースを経験した後、2020年12月に1stフルアルバム『neo neo』でスピードスターレコーズからメジャーデビュー。どこか懐かしさを感じさせるメロディと温かみのある視点の歌詞で注目を集める。10月5日に配信SG「Thank you for the Music」を配信リリースすると共にサポートGt.ぬんのメンバー正式加入を発表。11月9日には、4人体制初となるフルアルバム『四季』をリリース。
―公式HPより一部抜粋
↑2022年 10月5日配信リリースの4人体制初となったミュージックビデオ
12期のみさっきーさんと、13期のはっちー、みこ、ゆい、よしこー、14期のかはな、はるかと共に対面で取材させていただきました!
同世代である私たちが思わず共感、また懐かしさを感じられるサウンド、引き込まれる素敵な歌詞、そして、4人体制になったことや新アルバムについてもお伺いしました!
学生生活について
―――学生生活とバンド活動の両立をどのようにされていましたか?
松本ユウさん
僕は放課後にライブみたいな日もあったので、学生生活と音楽活動を「別世界」というか、ちょっと違う感じで考えていて。音楽活動を活発にやるために高校を決めたので、軽音楽部が結構盛んで機材がすごい豊かだったりして。それもあって結構そっち中心にやっていたなぁという感じですね。放課後にライブがある日は、新曲をする時にどうしても歌詞が覚えられなくて。そのときの新曲「サニー」の歌詞を授業中にバーって書いて、本番足元に置いてやっていましたね(笑)。ぬんさんは?
ぬんさん
学生時代、バンドメインでやっていましたね。
リュックでやるようになったのが大学入ってからだったんで、すごく大変でした。
ーーーぬんさんとユウさんにラジオの質問をさせていただきます。終了してしまいましたがPoppin’FLAG!!!では『リュックと添い寝ごはんのお夜食ラヂオ』、interfmでは『東京円盤倶楽部』、Podcastでは『リュックと添い寝ごはんのおばんざいラジオ』など、リュックと添い寝ごはんとしてラジオのお仕事が多いと思います。学生時代にラジオを聴いていましたか?ラジオに関するエピソードを教えてください!
松本ユウさん
星野源さんが大好きで、『星野源のオールナイトニッポン』をずっと聴いていて…。一時期あった『King Gnu井口理のオールナイトニッポン0』も聴いていました。特にテスト期間に聴いていましたね。だから、ラジオがすごい好きで、今も結構芸人さんのラジオを聴きますね。ハライチさんが好きです。
ぬんさん
僕も芸人さんのラジオが高校生の時からずっと好きで、『バナナマンのバナナムーンGOLD』を、よく散歩しながら聴いていました。今でも聴いたりするんですけど、やっぱり高校時代によく聴いていましたね。星野源さんのも聴くし…。でも、あんまり深くラジオに触れる機会はなかったです。最近自分たちの番組を担当するようになって、勉強しようと思って、ラジオを聴いています。
ーーーラジオで音楽を探したりとかはしませんか?
松本ユウさん
あ〜!僕は、細野晴臣さんや山下達郎さんのラジオを聴いて、「あ、こんな曲あるんだな〜」とか、そこで影響を受けたりします。
Gt.ぬんさんが正式メンバーとして加入!
ーーーぬんさんが正式にメンバーに加わり4人になってから初のアルバム『四季』ですが、リュックと添い寝ごはんで目指していきたいもの、4人だからこそ目指していけると思うものはありますか?
松本ユウさん
変わらずやっていきたいっていうのはずっと思っています。3年間ぬんさんがサポートでやってくれていてほぼメンバーっていう状態ではあったので、この温度感は変わらず保ち続けたいと思いますし、曲を作る上でも、もっとぬんさんからも提案があったらそれもいいなって思います。
ーーー「変わらずに」とのことですが、その中でも「メンバー間で関係性が少し変わったな」とかそういうことはありますか?
ぬんさん
みんな、ゲームをそんなにやらなくなったね。
松本ユウさん
確かに確かに!趣味がちょっとずれるというか変わりだしてる。
でもお互いが枝分かれした分、そこからいろんなものを吸収してきて、大きな幹に還元してる感覚はありますね。各々が好きなものをより広げていったので、木がちょっとずつ大きくなっていってる感じはするかな。
だから、刺激を受けやすい関係性になってきたと思います。
ーーーぬんさんの加入はリュックと添い寝ごはんの活動を人生に例えると、どういった段階にあると思われますか?
松本ユウさん
ぬんさんの加入は、本当にアルバイトから正社員になったみたいな感覚と本当に近いです(笑)。
ぬんさん
今(結成して)5年だから、小学校5年生ぐらい?
松本ユウさん
小学校1年生スタートなの(笑)?あと、1年で終わっちゃうけど。
ぬんさん
そしたら、次のステージへと(笑)。
ーーーバンド全体で例えるとすると、今はどういった段階だと思われますか。
松本ユウさん
大人になったなぁというのは曲をつくる上でも思うので、バンド全体でちょっと成長しているのかなという段階ですかね。ほんとにでも、今の年齢の感覚だなぁ。バンドの年齢も。(ぬんさんは)小5だもんね(笑)。
ぬんさん
そこはね、対応していくよ(笑)。飛び級とかしていって。
ーーーこれから、バンドとしてもより力のある時期がやってくるという感じですかね。
松本ユウさん
そうですね!
新アルバム『四季』やリュクソの共感できる歌詞を深掘り!
ーーー日常の隙間にピタッとハマるような歌詞が多いな、と感じていて…。自分が感じたことを意識して記憶しているのか、どのようにして歌詞のアイデアを考えているのか気になります!
松本ユウさん
自転車が好きなんですけど、自転車を漕ぐときは両手でハンドルを握るので、顔を上げて色々見るしかない状況が刺激になっているなと思っています。高校生の時から、いろんな場所を見ることが好きで、電車の中から見える景色がいつもと変わっていたりしたら「あれどうなったんだろう?」とか、すごい気になったりします。例えば、広告とか!一個に対してとても考える性格なので、そこが歌詞にも出ているかな、と思いますね。
ーーー今回のアルバム『四季』に収録されている「くだらないまま」の”夕焼けの音”や、「Famillia」の”愛の音”など、歌詞に度々出てくる、直接的には聞こえない”音”について教えてください。
松本ユウさん
夕方の景色が好きで、どこか脱力している感じ?街全体が脱力して、安心している感じがすごく好きです。「くだらないまま」の”夕方の音”は、5時のチャイムや放課後に練習している野球部の声、電車の音だったりとか、脱力して感じる音だったので、このように書きました。聴く人によって変わる歌詞が好きなので、”音”と書くことで、更に広がったらいいな、と思っています。
ーーーどうして「アップルパイ」という曲名にしたのか気になります!
松本ユウさん
深い意味はなくて(笑)。「アップルパイ」の歌詞自体が主人公とその大切な人っていう風な設定になってて、2人を繋ぐキーワードみたいなものが歌詞の中に何個かあるんです。その中の一つが途中に出てくる“名盤”で、好きなCDやDVDを貸したら繋がっている気持ちになるというか、今やっぱりサブスクの時代でそういうのがないけど、つながれる実物があることはすごくいいなと思っていて。今回は2人を繋ぐ実物として「アップルパイ」だったんです。
ーーー今回『四季』のアルバムなので、リンゴは秋冬の果物ということでアルバムに入れられたのかなって思ったのですが。
松本ユウさん
そうですね、曲順を決めるときは結構それは大事だったかもしれないです。最初、曲順決まっていなくて、「アップルパイ」を入れたくて。色々話し合った中で、「アップルパイ」の位置はやっぱこの秋っぽいところかなというふうに。
ーーー現代は音楽を聞く手段として配信がメインになり、イントロは5秒が限界と言われることもありますが、「Thank you for the music」「every day」「アップルパイ」などリュックと添い寝ごはんの楽曲は、イントロが長めという印象を持ちました。イントロが長いのには、何か理由やこだわりがあるのでしょうか?
松本ユウさん
そうですね。僕の中の原点がSAKEROCKというのもあって、インストバンドなんですけど、そこがやっぱりちょっと大きいのかなとも思いますし、あまりイントロ5秒というのは気にしてつくったことは無かったので、自分の好きな曲をつくる中でイントロが長くなったのかなと思います。
ーーー昭和の楽曲が好きと答えられていたのを以前に別のインタビュー記事で読んだのですが、昭和の曲は曲調がゆったりとしていて、イントロも長いものが多いので、それの影響もあったりしますか?
松本ユウさん
影響はしてると思います。結構聞く曲で影響を受けやすいタイプなので、コロナ禍にすごい昭和の曲を聞いて「あたらしい朝」をつくりました。
ーーーありがとうございます。
これからのリュックと添い寝ごはんについて
ーーー今までの曲は全て松本ユウさんが作っていらっしゃいますが、新メンバーのGt.ぬんさん、メンバーのBa. 堂免英敬さん、Dr. 宮澤あかりさん、が今後曲を作る可能性はありますか?
松本ユウさん
どうなんでしょう…。でも、ヒデ(Ba. 堂免英敬さん)とかは、この前「デモ作ってるんだー。」みたいなこと言ってて、それを聴かせてもらったり。ぬんさんはどうですか?
ぬんさん
僕は、誰にも聴かせないでただ自分で作るっていうのが好きだったんですよ。なので、良いのができれば(笑)。
松本ユウさん
みやさん(Dr. 宮澤あかりさん)にも、「歌詞書いたらー?」って言ったら、「良いよー」みたいな(笑)。みんな、「ちょっとやっても良いよ」みたいなニュアンスではあると思います。
ぬんさんなんかVulfpeckみたいなかっこいいの作ってたよね?
ぬんさん
そう、一人でやるのは好きなの。聴かせるの恥ずかしくて(笑)。
松本ユウさん
今後、絞り出したいと思います。
ーーー楽しみにしています!
リュックと添い寝ごはんの青春、日常とは
ーーーお二人にとって「青春」とは何ですか?
松本ユウさん
高校生とか学生時代が青春ってよく言われていると思うんですけど、僕は学生が青春っていう部分において違和感はあります。
文化祭とか体育祭とか、大きい行事=青春 というよりも、日常の友達との行き帰りの会話だったり。学生時代のそういうふざけ合う毎日みたいなものは、すごく大切にしたほうが良いかなと思います。
「青春だなぁ」と感じるのは 常に新しいものを吸収して成長し続けてる、その様子だと僕は思います。
ぬんさん
友達といる時が僕的には青春だなあと思ってて、僕が歳を取っても、多分小さいころの気持ちや記憶とかが蘇ってくるから、そういうのが青春なのかな~って思います。
松本ユウさん
そうですね…。だから現在進行形で(笑)。
ぬんさん
現在進行形で青春中でございます(笑)。
同世代バンドについて!
ーーー同年代のバンドで対バンしたいアーティストさんはいらっしゃいますか?
松本ユウさん
めちゃめちゃ大好きなChilli Beans.とかインナージャーニーとか。
それこそ今度対バンするTeleとかも、すごく僕はずっと対バンしたかったので。
あとは、Cody・Lee(李)も僕すごい大好きなので、したいです!
ぬんさん
浪漫革命とかすごい好きで、もう一回したいです。
松本ユウさん
あとは、KALMAとか!どのアーティストもリスペクトしています!
5周年ライブを控えるリュックと添い寝ごはん!
ーーー5周年ライブの意気込みを関西弁or四文字熟語(四季から)でお願いします!
ぬんさん
猪突猛進とか?(笑)
松本ユウさん
猪突猛進!?だそうです(笑)。
なんだろうな、四字熟語だったら自由奔放…?それくらいの気持ちでライブに見に来て欲しい。関西弁でじゃあぬんさん!
ぬんさん
関西弁で!?
ーーー勢いで大丈夫です!(笑)。
ぬんさん
勢いで!?そうなんだ(笑)。関西弁だったらユウくんの方が!
松本ユウさん
両親が関西出身で…。まさに「やったるで!」じゃない?
関西弁ですよね?
ーーー関西弁です!(笑)。今回は本当にありがとうございました!
今回、大人数でのインタビューになり、しかも全員が緊張していた中、お二人が暖かい雰囲気を作ってくださったおかげで、とても楽しくインタビューさせていただきました!
日常を大切に、日々成長することと、友達と過ごすことが青春。
今回のインタビューを通して、日々の何気ない瞬間に目を向け、大事にしていきたいと強く思いました!
今日11月9日発売のニューアルバム『四季』
そして上記のように5周年ライブを明日11月10日に控えるリュクソ!
CONTACT!!Vol.22-MINAMI WHEEL EDITION- にも出演!Tele、chilldspotとの対バン!
リュックと添い寝ごはん
https://www.instagram.com/sleeping_rices/
https://twitter.com/sleeping_rices
この記事を読んで気になった方はぜひチェックしてくださいね!
これからのますますのご活躍も期待しています!リュックと添い寝ごはんのお二方、ありがとうございました!
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13期のゆうりです!色んな界隈に推しがいます。推しが居る生活幸せです!音楽ももちろん大好き!海老も大好き!