【アーティストインタビュー】 「RADIO CRAZY2025のOPENING HEAVY ROTATION ACTを飾るTRACK15、新曲『ダーリン』に込めた想いと、音楽の原点となった学生時代に迫る」

ひろかず

こんにちは!17期のひろかずです!

 

今回はワナラボ16回目のアーティストインタビューです!

(前回はトンボコープのみなさんにインタビューさせていただきました!こちらもご覧ください!)

https://wannalab.net/2025/10/09/tombocoop/

 

今回インタビューを受けてくださったのはTRACK15のみなさんです!

 

【TRACK15】

・蓮(Vo./Gt.)

・寺田航起(Gt.)

・高橋凜 (Ba./Cho.)

・前田夕日(Dr./Cho.)

 

2020年10⽉結成。⼤阪・⾼槻出⾝。蓮(Vo/Gt)の唯⼀無⼆の歌声と圧倒的メロディーセンスを軸に、普遍的な輝きを放つアレンジと演奏で、若い世代を起点に世代を越えて共感を呼び広げている4⼈組ロックバンド。

 

 

今回、13期のれい、14期のりりか、16期のゆあ、17期のひろかずの4人でインタビューをさせていただきました。

撮影:浜村晴奈

 

今回のインタビューでは、RADIO CRAZY 2025OPENING HEAVY ROTATION ACT の意気込みと、新曲『ダーリン』についてもたっぷりお話をお伺いしました!!

ダーリン』Music Video

 

それでは、インタビューの模様をお届けしたいと思います!

 

 

【バンドについて】

ーーーまずバンド結成のきっかけを教えてください。

 

高橋凜さん

ボーカルの蓮くん以外の3人が専門学校が同じで、バンドやりたいなっていうのをドラムの夕日と話していて、そこからメンバーを集めていきました。SNSで弾き語り活動をしていた蓮くんを夕日が見つけてきてくれました。

 

ーーー「TRACK15」というバンド名を決められた際のエピソードを教えてください。

 

前田夕日さん

3人でバンドを組み、始動したんですけど、バンド名が決まっていなくて、みんなでバンド名の案を考えてこようと話して帰ったんです。

電車に乗ってたら天王寺の阪和線の15番乗り場に「TRACK15」って書いてあって。これにしようと思って持っていったんですけど、メンバーには猛反対されて。自分の案が1個だけだったからこそ愛着が湧いてきて、みんなにどうしてもこれがいいんだけどって言って。ジャンケンで勝った人の案にしようとなって、僕が勝ちました。

 

ーーーすごい奇跡的なお話ですね。

 

前田夕日さん

活動させてもらって今5年目とかなんですけど、いい名前だなとだんだん思ってきています。数字がついてるのも分かりやすいし、意外と15のついてるバンド名やワードもあまりなくて個性があるかなと。

 

ーーー曲作りで他人には理解されないかもしれないけど自分たちにとってはとても大事だと思うこだわりはありますか?

 

 

蓮さん

結構僕は、コード進行や音の聴こえ方にこだわりをもっています。メンバーも気づかないような隠し味にこだわっています。

さらに、歌詞にもこだわっていて、部分で切り抜かれた時に「うわ」と思うような歌詞もひとつだし、それを前後で見たときに違う意味に聴こえたり、頭から最後まで読んだときに違う風に聴こえたりするような歌詞を意識して制作しています。聴く人によって意味が変わる歌詞で自分に置き換えて聴いてもらえるような曲作りを心掛けています。

 

ーーーみなさんが影響を受けたアーティストの方を教えてください。

 

 

寺田航起さん

僕が1番TRACK15の音楽像とはかけ離れてて、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTRIZEが結構基盤になっていて。恋愛曲とかバラードとかほんとに聴いてこなくて。バンドを組んでから音楽の幅が広がって自分たちの音楽像が好きでいられていますね。

最近よくメンバーで聞くのはMr.Childrenだけど、蓮くんはが好きで、凜は自分と似たロックバンドが好きだったり…。みんな幅広くばらばらなんですが、TRACK15では最近方向性が定まっているんじゃないかなと思います

 

ーーーTRACK15さんの楽曲を通してリスナーの皆さんに届けたい思いを教えてください。 

 

蓮さん

楽曲を作り始めた当初は皆さんに何を伝えたいのかあやふやで悩んできたのですが、最近になって楽曲を通してを届けたいなと思っていて。それは恋愛としての愛だけではなく、人と人のつながりの部分の愛だったり、家族・友人の愛など、誰が聴いても素敵だなと思える楽曲をより多くの人に届けられたらなと思います。

 

 

【新曲『ダーリン』について】

ーーーここからは新曲の『ダーリン』についての話を伺っていきたいと思います。この曲は11月29日放送のFM802樋口さんの番組でラジオ初オンエアとなりました。リスナーさんからの反応や反響はいかがでしたか。

 

 

前田夕日さん

僕らの曲の中で一番テンポの速い曲になってて、意外とTRACK15は速い曲が少ないと思うんですけど、「こういう曲を待ってた」と言ってくれる人が思ったより多くて。爽やかでポップみたいに聴こえるんかなと思ってたんですけど、意外と蓮さんが大事にしてた、明るさの中にある切なさみたいなのもすごく感じてもらっていて、ちゃんと届いているなとめっちゃ嬉しかったです。

 

ーーーダーリンに込められた思いや聴きどころを教えてください。

 

蓮さん

2番のサビにいく前の”流れ星が足りない” っていう歌詞に、すごい共感っていうか、良いって言ってくれる方がたくさんいて。

実はこの楽曲自体は結構昔からあったんですけど、レコーディングの直前にここの部分だけ変わって、最後の最後に”流れ星が足りない”っていう歌詞を入れて完成した作品なんです。ワードがすごく耳に残る部分だと思うので、前後の歌詞と併せて注目して聴いていただけたら嬉しいです。

 

ーーーインスタライブでも発表された、Zeppツアーにあたっての意気込みを聞かせてください。

 

前田夕日さん

Zeppってやっぱり観に行かせてもらってた回数も多いし、ゴールではないけど1つのゴールみたいな気持ちがめっちゃ強くて。観に来ていただいた全員に楽しんでもらいたいですし、来年、再来年、さらに大きい会場を期待してもらえるようなライブをしたいです。

 

蓮さん

Zeppのそれぞれの会場にすごい思い入れがありまして。

初日のZepp Nagoyaは、初めてできたバンドマンの友達と一緒に「いつかここでライブをできたらいいね。」っていうことを話していた場所なので、それを自分達のツアーの初日にできるっていうことをすごい嬉しく思って、気合いが入ってます。

2日目のZepp Nambaに関しては、バンドを組む前から1人でなんばの街とかで路上ライブをしてて、誰にも聴いてもらえない状況の中歌っていたこともあるので、Zepp Nambaで歌える幸せを噛み締めながら、たくさんの人に音楽を届けたいです。

最後のZepp DiverCityに関しては、初めて回ったツアーの東京は渋谷のCLUB CRAWLという場所だったんですけど、そこから早くも3年経って。Zeppという大きなステージに立つことができるので、初心の気持ちも忘れず、新たな気持ちと一緒に合わせてみなさんに音楽を届けられたらなと思っております。

 

 

【RADIO CRAZY(レディクレ)について】

ーーーRADIO CRAZYについて、4日間のトップバッターとして出演する意気込みや注目してほしいポイントなどを教えてください。

 

 

高橋凜さん

RADIO CRAZYには高校の3年間毎年行っていて、これがないと年を終われません!ってくらい憧れていた場所です。去年初めて出させてもらってすごく緊張したし夢みたいな出来事やったんですけど、来年も出たいねと話をしていて…。

まさか今年も出られると思っていなかったです。しかもトップバッターで、僕らの音が一番最初に流れて今年のレディクレが始まるんだということがとても嬉しいですし、朝早いですけど是非皆さんに見に来てほしいですね。

 

ーーー今年は「OPENING HEAVY ROTATION ACT」としてのご出演ですが、2024年11月のFM802 ヘビーローテーションナンバーである『千年計画』に込められた思いやヘビーローテーションに選ばれたときの気持ちを教えてください。

 

蓮さん

千年計画』はすごくたくさんの愛が詰まった曲です。恋愛感情だけでなく家族や友人、バンドメンバーはもちろんのこと、全ての人に向けた愛を歌った曲だと個人的に思っています。ヘビーローテーションに選ばれた時、とんでもなく嬉しかったよな。

 

高橋凜さん

うん。言われたときの状況まで覚えてる俺。マネージャーさんのフライングで知ったんだよね。

 

蓮さん

今でも802で千年計画を流していただいた時に、去年の11月を思い出すっていう声があり、千年計画を皆さんに愛していただけているのがものすごく嬉しいです。

 

前田夕日さん

こうやってインタビューで聞いてもらえるのもめっちゃ嬉しい。もう一生、僕らがバンドを続ける限り、2024年11月のヘビーローテーションの曲って言ってもらえるのは変わらへんし、この称号は変わらへん。胸を張って音楽を続けます。

 

ーーー昨年のAntennaステージのご出演を含めて過去のレディクレで印象に残っている思い出はありますか?

 

前田夕日さん

めっちゃあるなあ。でもまず…ご飯

 

一同

ご飯!?(笑)。

 

前田夕日さん

ミツカンさんのコラボの鍋が出店していて。そのちょっと前に僕たちがラジオに出演させていただいて。

 

蓮さん

そう、ミツカンさんのコーナーで、鍋トーク。

 

前田夕日さん

ラジオの番組からのレディクレに行ったら鍋がほんまにあって、ケータリングじゃなくて諦めたんですけど。すごいフェスやなあと思いました。

鍋の次にはこたつがあって。

 

寺田航起さん

ライブどこいってん。

 

前田夕日さん

楽屋エリアのこたつのブースで出演アーティストの方が収録していて、そういうのが楽しかったです。フェスやなあって。あとは、大喜さんにすごろくレイジーに呼んでもらって。たまたま会場内で会って、急遽台本も打ち合わせもなくバン!ってこたつの部屋に連れて行ってもらって、すごい経験をさせてもらいました。

今年も何か事件がいっぱい起こるんじゃないかなって(笑)。ドキドキワクワクめっちゃ楽しみです。

 

ーーー次に「書き納めレイジー」で選ばれた言葉の理由を教えてください。

 

蓮さん

僕は「一音一恩」という言葉を書かせていただきました。音楽を、好きなことを自由にやらせてもらえていることが周りの皆さんのおかげだなと本当に思っています。それを返せるのは音楽しかないなと思っていて。歌以外でもMCでも一言一言に思いを込めて話すことが出来たらいいなという想いを込めて書かせていただきました。

 

寺田航起さん

僕は「厄勝ち」という言葉を。僕たちが今年厄年で、年始から厄に気を付けようって思ってて。厄負けという災いが降りかかった時の言葉があるんですけど、厄勝ちはないので。今年はすごく良い年だったのでこれにしました。

 

高橋凜さん

僕は「あみだくじ」という言葉を選ばせていただきました。

 

蓮さん

言葉ちゃうやろ(笑)。

 

高橋凜さん

来年の運勢を皆さんに占っていただきたいなという思いがあります。あと僕は字がすごく汚くて、小学校の時の3段階評価でずっと頑張りましょうやったんですよ。字を書くのが苦手で逃げの部分もあるんですけど、是非皆さんこれで来年の運勢を占ってみてください。

 

前田夕日さん

僕は「キラキラ」という言葉にさせてもらいました。一年を振り返った時にライブとかラジオにたくさん出演させてもらって自分の中で一番キラキラしてたなって思いが強くて。RADIO CRAZYも、来てくれた人にめっちゃキラキラしてたなって思ってもらえるようなライブにしたいです。

 

▼TRACK15の皆さんの書き納めレイジーの様子はレディクレTikTokをチェック!

https://vt.tiktok.com/ZSPyfahMu/

 

 

【FM802について】

ーーー『眠れない』の歌詞にある”802を垂れ流す”という表現についてこれはご自身の経験からのものなのでしょうか。

 

蓮さん

垂れ流すと言うと失礼な表現になりますが、それぐらい身近に802がありました。当時、僕はあまり音楽を知らなかったので、802さんなど沢山ラジオを聴き流して勉強していました。その経験がこの歌詞になっていて、聴いているだけで自分が何をしていいか分からないという意味が込められています。今では沢山出演させていただいたり、ヘビロになったりなど、ラジオが昔よりもすごく身近な存在になっていて、毎日楽しませていただいています。

 

ーーーみなさんの人生の中でFM802はどんな存在かを教えてください。

 

高橋凜さん

僕はラジオはFM802しかないと思っていました。それぐらいの関西トップのラジオ局という印象が強いです。

戦場のような気持ちもあります。台本を渡されて、いかにラジオで自分の限界を発揮できるのかというような、自分を試すような感じも最近します。気合いが入りますね。

 

蓮さん

FM802に出演させてもらってから気づいた。店で流れてた番組で、これがFM802だったのかって…それぐらい身近な存在ですね。

 

寺田航起さん

初出演の時とは違って、今ではもう何も調べずにすぐここに来られて。馴染みな場所になるぐらい協力していただいている感じがして、ありがたいですね。

強力なバックボーン的な感じもします。RADIO CRAZYに呼んでいただいたり、802でオンエアしていただいたりなど、胸を張って音楽をできる理由の1つではありますね。802が居てくれるから僕らの音楽が合っていたんだ、認めてもらえているんだと思わせてもらえるひとつです。

 

ーーーいつもありがとうございます。

 

 

【学生時代について】

ーーー学生時代の思い出や経験などで曲作りに影響した部分はありますか?

 

蓮さん
ぼくたちの楽曲に『ダメ宣言』という楽曲があって、それは大学生時代の友達に向けて書いた曲になっています。課題も全然出さないし、出席もしない友達に向けてちゃんとしなきゃいけないよというメッセージを込めて書いた曲ですね。

 

ーーー大阪で活動されていたころの思い出の場所や、自分たちの原点だと思う場所はありますか?

 

高橋凜さん
最初の頃によく入っていたスタジオがあってそこの2階の待合室は印象深いです。家族で経営されていて結構こじんまりしているアットホームなスタジオです。横に新幹線が通っていて、通るときにちょっと揺れたりするぐらい線路が近くて。

 

蓮さん
2つ目のアーティスト写真はそのビルの屋上で撮りました。凜の言ってた待合室で、スタジオ練習が終わってもパソコンで曲を作ったり、マクド食べたりしてやってたな。

 

高橋凜さん
あそこは思い出深いですね。最近、あまり行けていないことも含めてエモーショナルな感情がありますね。

 

 

【今後について】

ーーー来年1月に控えられている初のホールワンマンの会場のLINE CUBE SHIBUYAはTRACK15の楽曲とイメージが合っていると思います。たとえば、静かな曲は、椅子に座って聞くことができるのがいいなと思います。そこでワンマンライブで楽しみなことや意気込みを教えてください。

 

蓮さん
初のホールワンマンに向けて、今、セットリストや演出、ステージの構成を話し合っています。僕たちは、ライブハウス出身のバンドなので、その気持ちも忘れずに、ホールでしか見せられないものを見せたいです。個人的にライブを座って観るのが好きなので、その経験を皆さんにもしていただけたらと思っていますし、音がすごく広がるので存分に4人の音を感じ取っていただけたらなとも思っています。

 

ーーー最後にこのインタビューを読んでくださる学生の読者の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

 

寺田航起さん
受験や就職活動を頑張っている人も多いと思うんですけど、僕たちの曲の解釈はその人の人生や経験してきたことでの解釈で伝わるように作っているので過去の曲から最新の曲まで寄り添って聞いていただけたらなと思います。

 

前田夕日さん
まずは長い間、インタビューを読んでくれてありがとうございます。とにかく身体に気を付けて、無理せず、楽しく、自分に正直に頑張りましょう!

 

高橋凜さん
いつも応援いただきありがとうございます。身体に気を付けて、風邪をひかないようにしましょう。あと、字は綺麗に書くようにしましょう。大人になったら後悔します。

 

蓮さん
今、これを読んでくれている方はすごい音楽が好きで、すでに自分の中の大事なものとして捉えていると思うんですけど、学生時代にしかできないことや学生時代だからこそ、行けるライブとかそういうものにたくさん触れてほしいなと思いますね。

僕は学生時代に音楽にあまり触れてこなかったです。その分、自分がその時にやっていたらよかったんだろうなという風に思っているんで。

勉強と両立しながら音楽やラジオというものにたくさん触れて、引き続き素敵な生活にしていただけたらなと思います。

 

ーーー皆様ありがとうございました!

 

 

 

いかがでしたか?

 

インタビューは終始和やかな雰囲気で行われ、TRACK15の楽曲やライブの空気感と通ずるものがあると感じました。レディクレへの意気込みや、新曲『ダーリン』についての想いなど、「TRACK15の今」を知ることが出来たのではないでしょうか。そんなTRACK15の魅力がこのインタビューでみなさんに少しでも伝われば嬉しいです!

 

そんなTRACK15、12月26日(金)~29日(月)開催の「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025」に出演されます!

12月26日(金)に、11:15~ OPENING HEAVY ROTATION ACT としてL-STGEに登場です!ぜひ足を運んでみてください!

FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025

https://radiocrazy.fm/

 

また、2026年1月23日には「TRACK15 ONE MAN LIVE -LINE CUBE SHIBUYA-」が行われます。

 

あわせて、2026年6月よりバンド史上最大規模となる東名阪Zeppツアー「TRACK15 ZEPP ONE MAN Tour 2026」の開催も決定!

 

 

TRACK15のみなさん、お忙しい中終始笑顔で対応してくださり、本当にありがとうございました!

 

【アーティスト情報】

・公式HP

https://track15.jp/live/

・公式X

https://x.com/track15_jpn

・公式Instagram

https://www.instagram.com/track15_jpn/

・公式YouTube

https://www.youtube.com/c/track15

・公式TikTok

https://www.tiktok.com/@track15_jpn

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