私のバンギャ人生

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好きなことを語っていいという事で、私がこの4年間特に勤しんだバンギャ活動について書きたいと思います!ざっくり言うと、「推しは推せる時に推せ!」という話です。

 

バンギャとはバンドギャルの略でヴィジュアル系バンドの女性ファンの事を指します。私は高校生の時からとあるV系バンドが大好きで、アルバイトで稼いだお金もほとんどをライブやイベント、物販や遠征費などに費やしました。

 

一か月以上ライブがないと何も頑張れないぐらいに干からびて、ライブやイベントが生き甲斐でした(笑)

ツアーがあれば東名阪はもちろん地方にも足を運び、日本全国を駆け回りました。毎週末、新幹線や飛行機に乗りツアー中は大忙しでした…

 

最初はひとりで通っていたけれど、次第にバンギャの輪は広がり、いつどこのライブに行っても誰かしら友達がいるぐらいにまで友達が増えました!

ハロウィンのコスプレライブ、年越しライブ、バンドのメンバーとのファン旅行や初詣…色んなライブやイベントを通してメンバーともバンギャの友達とも仲良くなり、大学でぼっちキャンパスライフを送っていた私にとってはとてもとても大切な居場所でした。

 

 

そんな幸せ絶頂期の最中、私が4回生になる直前にそのバンドが次のツアーをもって解散することを発表しました…。

「いつかそんな日が来てしまうのかもしれない…」とは頭の片隅にはありましたが、考えないようにしていました。もっと周りの友達に布教してライブに連れて行ってたらバンドの未来も変わっていたのかな…と思います。

 

スケジュール的に参加出来ない公演が1つありましたが、それ以外は全部みんなで最後のツアーを楽しく回ることが出来ました!コロナの影響で声出しやモッシュが禁止されていて、今までのような楽しみ方で終われなかったことは今も寂しく思います…

 

私はそのバンドにバンギャ人生を捧げていました。大切にしていた居場所を失ってしまったのは本当に悲しいです。ですが私は自分のバンギャ人生に未練はありませんでした。

 

 

私がバンドを必死に追いかけた理由は、浪人の時に勉強のためライブに行けない間に興味のあった別のバンドが解散してしまったことがきっかけです。大学生になったら後悔のないバンギャ人生を送りたいと誓いました。その無念から、行きたいライブは全部参加したので、私は私の責務を全うすることが出来たと思っています!

「推しは推せる時に推せ」とはまさにその通りで、自分が後悔しない為にも全力で推すべきだと身をもって実感しました!

 

 

“ヴィジュアル系”と聞くと、激しい曲調でコテコテなちょっと怖いイメージだと思います。しかしV系の中でも様々なジャンルがあり、カジュアルな衣装で明るい曲を歌っているバンドもいます。メンバーの方も面白くて優しいお兄さんばかりです!色んなコンセプトのバンドがいるので知れば知るほど奥深い文化だし、一般的なV系のイメージも変わると思います。

私は中学の時に友達の影響でV系に興味を持ち、高校生の時に追いかけたいと思えるこのバンドに出会いました。ステージ上のメンバーの息の合った動き、キラキラした笑顔や曲に、「V系にもこんなに暖かい世界があるんだ!」と感動し好きになりました!

 

巷では、最近V系は衰退していると言われています。確かに、ライブハウスに来るファンは顔見知りばっかりだし、誰かと好きなバンドの話になった時にバンド名を言っても分かってもらえません。しかし距離が近いからこそ、バンドの掲げた夢をメンバーとファンが一丸となって追いかける甲斐があるとバンギャ人生を通して感じました!

 

私のSNSなどを通して周りの人がV系バンドの名前を知ってくれたら嬉しいし、この文章でマイナーだけどたくさんのV系バンドが活動しているという事だけでも認知してくれたら嬉しいです。私はこれからもずっとヴィジュアル系を応援していきます!少しハードルが高いかもしれないけどV系のライブは邦ロックなどのライブとはまた違った楽しさがあるので是非見に行ってみてください!

 

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