サークル企画!!~神戸大学邦ロック同好会「Rock In Kobe」に迫るの巻~

サチ

皆さんこんにちは!14期のサチです!

今回取材させていただいたのは…

 

神戸大学邦ロック同好会「Rock In Kobe」さんです!

 

「邦ロック」という単語が目に入ると親近感が湧いてきますね…(笑)。

『普段何をしているの?』、『名前の由来ってもしかして…?』などなど!

「Rock In Kobe」に関するハテナを我々802wannabesが暴いていきますよ!!

 

今回は13期のはっちー、ゆう、14期のゆづがインタビューしました!

 

左から、うえむらさんにしおかさんはまださんじょうがんさんさいとうさんの5人がインタビューに参加してくださいました。

では、実際の取材の様子をどうぞ!!

 

サークル設立のきっかけ

—去年ごろにできたサークルですが、なぜこのサークルを作ろうと思ったのですか?

 

はまださん:端的に言うと、なかったからです(笑)。僕が高校二年生のとき、FM802のラジオを偶然流していて、REQUESTAGEのとあるライブ音源が流れてきて、それがビビッと来たんです。音楽っていうのは人と人とをつなげるし、新しい人に会うことで自分の音楽の幅も広がるし、音楽と人の連鎖っていうのがすごく大事で魅力的なものだなと思って、それで大学生になる際にそういう場があればいいなと思い、設立しました。

 

しかし僕の懸念としては、LINEグループってやっぱり遊びって感じで、集まってきてもしばらくしたら動かなくなって自然消滅っていうパターンがよくあると思うんです。そのときに『このグループをサークルにしたいんですけど、どう思いますか。』と当時グループに入ってくれた人たちに投票をとったら全員賛成だったので、サークル申請をしました。

 

当時そういうサークルが全くなかったので、どういうことをやっていくかがわからない状態で始まりました。でも交流会を開催するなど、手探りでやっていく中で人が集まってきてくれました。ここにいる運営メンバーには僕のもともとの知り合いはほとんどいないんですよ(笑)。そういう偶然の出会いもありながら色々支えてもらっています。

 

いまだに問題は山積みですが、約一年半いろんなことをやりながら、軌道に乗ればいいなと思いながら活動しています。

 

名前の由来はあの有名フェス!?

—「Rock In Kobe」というサークル名は、どなたかが案を出したのですか?

 

はまださん:もともと「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」というイベントがあるじゃないですか。それをもじりたいねという感じで色々な案が出ていました。その中でも「Rock In Kobe」は呼び名のテンポもいいですし、投票の票数が圧倒的に多かったのでこれになりました。

 

—圧倒的に!そうだったんですね!

 

コロナ禍でのサークル設立…

—サークル設立のきっかけはやはり「コロナ」が大きく関わっていますか?

 

はまださん:大学に行く頻度が減って、でも同じ趣味で繋がれるのなら、このサークルがいい場所になるのかなあと思ったり、コロナ禍でそのような場所を求めたりする人が多かったからこそ、たくさんの人が集まってくれたのかなと思っています。

 

—サークルを設立した際どのように人数集めをしたのですか?

 

はまださん:基本的には個人TwitterとInstagramにDMをみんなが寄せてくれて、40~50人ぐらい集まりました。

 

—すごい…!

 

さいとうさん:私もストーリーで知って。

 

にしおかさん:俺はたぶん、Twitterで知ったな。

 

—「#春から○○大」を使ってSNS上で同じ大学同士の人と知り合うといった感じですか?

 

はまださん:そうです!それで、実際会ったことはないけどフォロワーはいて…みたいなのが結構ありました。

 

じょうがんさん:去年は神戸大学自体がコロナ対策が厳重で、対面授業もほとんどない状況だったときに同じ大学の人と関われないという不安はとても大きくて…。

 

そんな中でTwitterやInstagramで繋がろうとか、同じ趣味の人で集まろうとか、そういう気持ちを持っていた人は多かったんじゃないかなと思います。私自身も、大学になかなか行けないときにオンライン上での繋がりを求めていた部分はありました。

 

普段の活動について

—「Rock In Kobe」は、一般的な軽音楽部とは違う団体だと思うのですが、普段はどのような活動をされていますか?

 

にしおかさん:僕たちは神戸大学において「邦楽ロック」という音楽の輪を広げるための活動をしています。邦楽ロックが好きな人たちが集うコミュニティでありながら、まだ邦楽ロックやその魅力を知らない人たちに音楽の魅力を伝えていきたいという思いで発信しています。

 

活動内容は、具体的にはライブやフェスにみんなで行く企画をしたりとか、SNSを用いて好きなバンドを紹介したり、テーマを決めておすすめのプレイリストを作成したりして紹介しています。また、内部向けに行っている活動としては、直接会えていないためメンバー同士で打ち解けていない部分があったので、それを解消するために交流会をしています。

 

今後は、神戸のライブハウスの店長へのインタビューや、FM802が年末に主催するRADIO CRAZYにみんなで行く企画などを練っています。

 

 

—先ほどプレイリストのお話があったと思うのですが、プレイリストのテーマはどのように決めているのですか?

 

にしおかさん:最初にプレイリスト企画を始めたグループが、次のプレイリストのテーマを決めるというリレー形式で行っていました。

 

はまださん:最初はどの企画もそうなのですが、試しに運営サイドでやってみようということでやってみています。それとInstagramのプレイリストを紹介するアカウントも参考にしながらテーマを決めてリレー形式で企画を行っています。

 

—プレイリストに入っている曲も、リレー形式で担当になった方がテーマをもとに選ばれているということですか?

 

はまださん:ほとんど自分たちが好きなものを出しているので、その人の個性が出たり、僕たちも運営をしているからといって音楽に詳しいというわけでもないので、知らなかったりとか、発見があったりというのはすごくあります。

 

じょうがんさん:その場で曲を再生して『あ!この曲なんや!』ということはよくあります。

 

—僕自身もこの話を聞いてものすごく共感しました。

2022年3月にTwitterで『バンドの布教大会をしています!』とツイートしていたと思いますが、こちらはどのようなことをされているのでしょうか?

 

はまださん:どの企画も手探り状態でやっているため、布教大会も同様にまだちゃんとはできていないです…。でも自分たちが好きなバンドを紹介するという趣旨はそのままで、SNSを使って推しバンドを紹介するという企画をメインで今は行っています。

 

さいとうさん:また今だったら新しくInstagramのストーリー上でイントロクイズの企画を始めましたね。

 

活動から広がる「好き」

—SNSなどで、推しバンド紹介やプレイリスト紹介が行われていると思うのですが、そういった活動を通じて好きになったという方はいらっしゃるのですか?

 

さいとうさん:同じバンドが好きで繋がった子とは、ライブまでの待ち時間に自分たちの好きなバンドの話をして交流したりもするので、『あ、そのバンドにちょっと興味出たかも!』みたいな感じで好きなバンドの輪が広がったり、運営でカラオケに行ったりなどしたら、誰かが歌っているのを聞いて、『この曲いいかも!』と好きなバンドや曲が増えていったりするという感じですね。

 

はまださん:サークルに入ってくる際にいつもSNSのDMを通じて入ってきてくれるのですが、そのときに『あまり音楽に詳しくないけど入っても大丈夫ですか?』とか、『ライブに行ったことがないんですけど…。』という人が多くて、そういう人たちにも入ってきてくれているので、『好きだから入って』というよりは『好きになってもらえるなら大歓迎!』というスタンスでやっています。

なので熱の度合いというのは人それぞれだなと感じています。

 

—あまりバンドや邦ロックのことは詳しくなかったけど、サークル活動を通じてかなり詳しくなったという方もいらっしゃるんですか?

 

はまださん:ライブに全く行ったことがない子がいたんです。それで僕たちのサークルに入って、去年の5月か6月くらいにあったフェスの企画に一回参加してくれました。僕も結構ライブに行くんですけど、それ以降その子ははるかにしのぐ数のライブに行っているそうで大丈夫かなと思ったり…(笑)。

大学生になる前はライブに行きたくてもいけないというもどかしさはあったのかなと思います。

 

—大学生になると、自分でバイトをしてそのお金でライブに参加できるようになったりしますもんね。

 

今後の展望

—最後に今後の展望について聞かせていただきたいです。

 

うえむらさん:今後の展望としては、先ほどにも話にあった通り人数が多いサークルになってきていて、現在68名のメンバーと6人の運営メンバーでやっているので、メンバーの帰属意識が弱くなっていくということを懸念しています。

 

そのようなことが起きないようコミュニティという側面を持ちながらも団体としての帰属意識を、みんなが関われるコミュニティを作り出すことや、もっと面白い企画の提示、メンバーからの要望の実現をしていくことで高めていけたらなと思います。

 

 

—ありがとうございます!神戸大学や関西の音楽界隈を盛り上げられるような面白いキャンペーンやイベントを企画しているとお聞きしたのですが、それについて具体的に考えていたりしますか?

 

はまださん:今年からは神戸のライブハウスに出向いたり、802wannabesさんにお話を聞いていただくというように『対外的なこともいろいろやっていこう!』という雰囲気になってきていて、『やっている』というより『色々やっていきたい』ですね。

他のメンバーにも共有していない話なので僕自身の話にはなってしまうんですけど…。

 

一同:楽しみ(笑)!

 

はまださん:関西圏ってやはり都市部なので多くの大学があり、しかも音楽が盛んだと感じていて。そういった、いろんな大学の軽音サークル同士、「団体同士をつなぐ団体」みたいになれたらいいなと思っています。

 

例えば、とある大学の軽音サークルのメンバーが他大学の学祭に出演するとか、大学の軽音サークルや軽音部を集めて大きなイベントを主催したりとか…。このような企画をすれば関西圏の音楽界隈が面白くなり、もっと新しいことができるのではと僕は思います。

 

神戸大学から始まるとは思うのですが、神戸大学内の音楽の輪を関西圏に広げられたらなと考えています。

 

—今のお話を聞いて、いいなと思いました!

 

はまださん:僕たちの筋としては、音楽で人が出会う、人と人とが出会うことで音楽が出会うという、そういった音楽の魅力を伝える役割をもしできるのであればしてみたいなというのはあります。『こうしたい!』じゃなくて、『面白そうだからやりたい!』という感じです。

 

—すごくいい話を聞けました(笑)!

 

最後に…

—では最後にワナラボの読者である学生の方々に何かメッセージをお願いします。

 

さいとうさん:Instagram見てください(笑)!

Instagramに、毎週イントロクイズを載せているんですけど、ハイライトとかにもまとめようとしているので気軽に見に来てもらって、『イントロクイズ楽しい!』『こんなプレイリストあるんや!』とか、新しい音楽に出会ってもらえるような場に、まずは神戸大学じゃない人でもSNSから入っていただけたら嬉しいなーと思います。

 

じょうがんさん:私自身がFM802の電波が届かない地域に住んでいたこともあり、『ライブに行きたくて行けない。』『楽しそうだけど…。』と踏みとどまっていた部分がありました。こういうサークルやるよ!って聞いたときに、自分はそんなに音楽に詳しくないし、ライブも行ったことないけど、だからこそ、大学に入学したタイミングでライブに行けたりとか、邦ロックに詳しくなりたいという思いで運営に入ったという経緯があります。

 

ワナラボを見ている人とかでも、行動を起こしたいけどできていないという人がいると思います。そこでワンステップ、行動を起こしてほしいなと思います。それこそこの団体自体もその手助けができるような活動をしていけたらなと思っています。

 

まだ邦ロックというジャンルとか、音楽を聴く趣味を持ちたいという方々が私たちの活動を通して、ぜひ邦ロックを好きになってもらえたらなと思っています!

 

にしおかさん:僕自身、受験とか今までの人生の局面において音楽を聴きながらそれらを乗り越えてきました。音楽を伝えながら色々なことをやってきた中で、やっぱり新しい音楽に出会うと…難しい!(笑)

 

一同:(笑)!

 

— 一言で大丈夫ですよ!

 

にしおかさん:そうですね…。僕はUVERworldがずっと好きで、大学生になってお金が貯まるようになって、サークルに入って周りのみんながライブに行っているのに背中を押されて、ライブに行ったりだとか、知らなかったバンドに手を出してみたりして。新しい知見を得たり、より音楽が好きになりました。そういうのをInstagramに載せているので、ぜひ見に来てください!(リンクは最後に載せています!要チェック!)

 

うえむらさん:私自身大学入学を機に関西に来たので、人との繋がりが本当に少なく、コロナ禍だったので対面授業がなくて、学部の人にも会えない状況でした。そういう中でサークルに入ってみて、共通の趣味で繋がれるのは素敵なことだなと思いました。

 

あと、自分の好きなバンド以外にもいろんなライブや、みんなが紹介したバンドを知ることができて、『あ。この曲いいな。』って自分の好きな曲やジャンルが増えました。

 

私はこのサークルに入っているからそれを身近に感じられると思うんですけど、そういうサークルや団体に入っていない人でも、新しい繋がり方があるということを知ってもらえたらいいなと思います。

 

はまださん:じゃあラストは僕が。この団体は、他の大学にはない新しいものなのでその分苦戦はしているんですけど、同時にすごくいい団体だなと感じています。

 

今はどういうものをやっていったらいいのかわからないような暗闇状態ですが、これがある種の型みたいになっていって、他の関西圏の大学だったり、関西にとどまらずいろんなところでそういった団体ができて当たり前のようになっていくための「火種」みたいになればいいなと思います。気軽に他のところでもそういう存在を作ってくれる人が出てきてくれると嬉しいです!

 

—ありがとうございました!

 

 

いかがでしたでしょうか!

「Rock In Kobe」を設立した背景にはサークルの皆さんの熱い信念がありました。

 

私は自分の「好き」という気持ちを何かに還元するという発想がなかったので、設立した経緯を聞いたときとても感心してしまいました…!

 

今回取材を受けてくださった「Rock In Kobe」の皆さんが、本当に音楽が好きだということ、そして各々が何かアクションを起こして、新しい繋がりを広げていることがよく伝わりました。これからの活動、企画も楽しみです!!

今回は取材を受けていただきありがとうございました!

 

この記事を読んで『邦ロックに興味が湧いた!』とか『このサークル楽しそう!』と思った方必見!!

「Rock In Kobe」の活動内容、楽しい企画はTwitter、Instagramでも更新されているのでぜひご覧ください!!

 

神戸大学邦ロック同好会「Rock In Kobe」公式Twitter

https://twitter.com/rock_in_kobe

神戸大学邦ロック同好会「Rock In Kobe」公式Instagram

https://www.instagram.com/rockinkobe_official/

 

この記事を最後まで読んでくださりありがとうございます!

 

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