ローム株式会社<3週目>

おさえ

ローム社会見学<2週目>

落合)ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON !!-
「ロームUP! YOUR MIND」。ラジオ社会見学ということで
半導体メーカー「ローム」の取り組みについて紹介しています。
今週も、FM802学生サポーター「802ワナビーズ」の
メンバーとすすめていきたいと思います。
今週もこのお二人がスタジオに来てくれています。

富田)はい、関西大学 政策創造学部三回生の富田稜介です。

清川)同志社大学 政策学部三回生の清川です。

落合)はい、富田くんと清川さん、今週もよろしくお願いします。
お二人と一緒にラジオで社会見学をしていきたいと思います。
今回は、実際にロームの社員の方にもお話を伺いながら
お届けします。ロームのLSI事業本部 商品開発担当の佐藤さん、
よろしくお願いします。

佐藤)よろしくお願いします。

落合)佐藤さんは、どういったものを作られているんでしょう?

佐藤)私は、オーディオに関する様々な「LSI」を開発しています。
その時々によって開発するアイテムは異なりますが、多岐に渡る
製品を開発しています。

落合)そうなんですね。このLSI事業本部というのは、ざっくり言うと
僕たちが聴く音楽の質、音質を高めてくれる部門、ということで
しょうか?

佐藤)まさにそうですね!

落合)言ってみれば、音のプロフェッショナル!ですよね。
この「LSI」というのはどういう意味なんですか?

佐藤)はい、この「LSI」というのは略語でして、
「largescale integratedIC」の頭文字をとったもので
日本語で言うと「大規模集積回路」という意味になります。
イメージわきますかね?

落合)そうですね〜なかなかイメージしにくいですが…。僕等が普段
聞いている音楽、昔に比べて音質がかなりよくなっていますよね。
その裏には佐藤さんのような方々の努力や開発がある、ということ
なんですね。
では、清川さん、富田くん、佐藤さんに質問があればお願いします。

清川)はい。新しい部品を作ったり、開発したりするのはすごく大変な
ことだと思うのですが、佐藤さんがこの仕事をしていて
やりがいを感じているのはどんなところですか?

佐藤)そうですね。新製品の開発はもちろん大変なんですが、
とてもやりがいはあります。私たちは作った製品をお客様に使って
いただけないと単なる趣味になってしまいますので、使って頂いて
喜んでもらえる、というところが最大の目標なんです。その部分が
やりがいを感じるところですかね。
オーディオの製品で言いますと、「音」がキーワードになります。
いくら仕様(スペック)を満たしていても、音が悪いと採用に
ならない場合がありますので、お客様から「ロームさんの製品は
音がいいですね」と言われる瞬間を思い出しながら、日々、開発を
行っています。

富田)そうなんですね。佐藤さんは、どの機器や部品にも特別なこだわりが
あると思うのですが、特にこれは思い入れがある!という製品があれ
ば教えてください。

佐藤)はい。特に、ということであれば、カーナビとかカーオーディオ系
の「サウンドプロセッサー」と呼ばれる製品があります。
これは、車の中でラジオや音楽を聴くときの音量を調整する機能を
持った「LSI」なんです。この製品は、音ということ以前に
製品の特性が出なくて、かなり苦労した思い出があります。
途中で無理かな、と諦めかけながらも、最後まで作りましたが、
最後の最後でお客様から「音が良くないですね」と言われてしまい、
私自身その言葉に奮起し、音に目覚めた、とも言える製品です。
ロームの「サウンドプロセッサー」は多くのカーナビに
使われていますので、カーナビを見たらロームのことを
思い出しながら、音楽を楽しんでもらえたら、と思います。

落合)そうなんですね。知らなかったです。僕等の日常生活の中には
こうやって佐藤さんが悔しい思いをして作り上げた製品がある
ということですよね。音楽好きな人、音にこだわる人には
これはロームの製品だな、というのは分かるんでしょうか?

佐藤)そうですね。分かって欲しいところではあります。
我々が目指しているものは、「これはロームの音がするなあ」と
思ってもらえるような製品を作る、ということです。
その思いを胸に、日々開発に取り組んでいます。

落合)作る人の思いもあって、さらにそれを使う人の思いや
製品の向こう側までも色々考えてお仕事されているんだな、という
のが、すごく刺激になりましたし、あたたかみも感じますよね。
佐藤さん、ありがとうございます。これからもいい音を届けて
くださいね。

佐藤)ありがとうございます。

落合)ROCK KIDS 802「ロームUP! YOUR MIND」
ラジオ社会見学!一緒に進行してくれたワナビーズの富田くん、
清川さん、ありがとうございました。

富田・清川)ありがとうございました。

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